この本はスゴイ!!!仏教経典の世界ってなんてスゴイんだ!読み進めているうちに壮大な世界に引き込まれていく。この内容は想像力だけでは限界がある。実際にその世界を観た人でないと描写できない気がするねえ。読みながらうっとりしてしまう。
「いつでもどこでも誰でも学べる仏教である浄土真宗だが、その聖典は大変難解なもの。親鸞が「真実の教」とした浄土三部経の一つ「大無量寿経」を、初心者でも簡単に理解できるように現代語訳する」そのエッセンスを紹介しよう。
・大無量寿経の構成は、法蔵菩薩の発願(四十八願)にはじまり、無量の年月の修行をへて、遂に成仏して阿弥陀仏(無量寿仏)となり、建立した仏国の極楽浄土の限りない荘厳さと美しさ、また人間の想像を絶する不思議な神通の世界の描写が、前半のハイライトとなってる。後半は、この極楽浄土の往生しようと志す者の修行すべき行と、浄土に往生した菩薩の)素晴らしい神通力や知恵、慈悲、弁才などの功徳が、さまざまな形で述べられている。
法蔵菩薩様って、阿弥陀様ってスゴイなあ……こころが洗われるようだ。超オススメです。(・∀・)!