私が、毎朝楽しみにしている番組がNHKの「0655」。とくに「おれ、ねこ」「わたし、ねこ」のコーナーがタマラナイっ!!!(・∀・)
その生みの親であり、「ポリンキー」「だんご3兄弟」「バザールでござーる」をも創りだした佐藤雅彦氏。その目のつけドコロと発想には感心している。(・∀・)
『暮しの手帖』大人気連載「考えの整とん」が単行本になりました。 ともすると見過ごしがちな、日々の不可解なことを独自の分析で考察した27篇です。 誰も考えもしなかった物事の本質にじっくりと迫り、思いもよらない考え方をハッと気づかせてくれる、面白くて鋭い名文の数々。そのエッセンスを紹介しよう。
・projectという言葉は、pro+ject つまり前に(=pro)投げかける(=ject)ということを語源として、一般的には「企て」とか「計画」とかという意味で使われている。私は、その根源的な意味をもう一度追加させて、「未来に投げかけること」という意味合いで、自分やスタッフに対してこの語を使うことがある。別の言い方をすれば、将来に、その価値が発現されることを強く意識した活動を、自分たちの『プロジェクト』として定義したのである。それは、自分たちの目線がどうしても目先のことだけに向けられ、スポーツで言うルックアップができていない状態になるのを防ぐためでもあった。確かに、「未来に投げかける」ということを意識すると、自分のまわりに次元がひとつ増えたような感覚が生まれ、地面に何かの種を埋めた時のような期待と希望が生まれたりするのだった。
・ICレコーダーをメモ代わりに使っていた時期がしばらくあった。ある深夜、いつものように声のメモをデスクの女性に残そうと覆った私は、ふいにある事(=いたずら)を思いついてしまった。そしていつものように連絡事項を吹き込む前に、「ある事」をまず吹き込み、録音の済んだICレコーダーをなんと事務所の冷蔵庫に中に入れておいた。そして翌朝、いつもは机の上にあるICレコーダーを、なぜか冷蔵庫で発見した彼女は、どうしてこんなところに?と〈再生〉のボタンをピッと押す。すると、すっかり冷えたICレコーダーは叫んだのである。「あ〜、さぶかった」
その他、「おまわりさん10人に聞きました」「物語を発見する力」「中田のスルーパスと芦雪」「もう一人の佐藤雅彦」「想像料理法」「この深さの付き合い」「無意識の引き算」「絶対、船酔いをしない方法ー佐藤方式」「耳は口ほどにものを言い〜空き巣の方は読むのを禁止します」「一敗は三人になりました」「「差」という情報」など。
マジで、おまわりさん100人に聞いてみたい!オススメです。(・∀・)!