「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「小さい白いにわとり ほか」(光村ライブラリー第三巻)

またまた、小学校の教科書からだよー!懐かしいよー!(・∀・)!

昭和46年度から平成12年度までの定評のあった、国語教科書のお話を、あざやかな挿絵そのままに、児童書にした。

特に、この話はシンプルかつ深イイ、この本のタイトルの話を紹介しよう。


「小さい白いにわとり」ウクライナ民話


小さい白いにわとりが、みんなにむかって言いました。

「この麦、誰がまきますか」

ぶたも、ねこも、犬も「いやだ」

小さい白いにわとりは、ひとりで麦をまく

麦をかるときも、こなをひくときも、パンを焼くときも、「いやだ」という。

ところが、

「このパン、だれが食べますか」

というと、ぶたも、ねこも、犬も 「食べる」という。


うーん、深イイ……。私達は誰かにやってもらっていることをアタリマエだと思っていないだろうか?それでもにわとりは、嫌な顔もせず、みんなにパンを提供する。ムムムムっ……深イイ。


その他、「きりかぶの赤ちゃん」(まど・みちお)「ことりと木のは」(みやわきとしお)「きつねの子のひろったていきけん」(まつたにみよこ)など。大人から子どもまで楽しめます。超オススメです。
(・∀・)