世界野球プレミア12が、屈辱的な逆転で日本が韓国に負けた…悔しい…(@_@)!!大谷に完封してほしかったなあ…。今や、国民的スポーツとなっている盛りがっているプロ野球だが、その昔は「職業野球」と呼ばれ、人気、認知度、評判は、六大学野球とは比較にならないものだった。
「第二次世界大戦という戦乱を乗り越え、プロ野球の復興はGHQが乗り込んでくるのとほぼ同時に始まった。食糧や宿にも事欠くなかでの連戦。二リーグ制移行をめぐって繰り広げられる、球団の離合集散と果てなき選手引き抜き合戦。そして時代は川上、大下、杉下、金田から中西、豊田、稲尾ら“野武士”たちを経て、村山、長嶋、王などスター選手が大活躍する一大黄金期を迎えた―。新資料と新証言による、日本野球史の決定版」
・最高殊勲選手に与えられた商品は鉄製の火鉢だった。アヒルや子豚のこともあった。学校の運動場にロープを張って外野フェンスの代わりにした試合さえあった。ユニフォームの球団名をペンキで書いて試合に臨んだ。終戦直後から数年間、今では誰も信じないようなことが、プロ野球で実際に行われた。
・小著は、14年間のプロ野球の復興と動乱の時代を、鈴木惣太郎が書き残した膨大な日記を基底に、多くの資料や野球人、元野球少年の証言を加えてたどった。伝説の大投手沢村栄治との別れ、GHQとの野球再開へ向けた交渉、闇市の中におかれた、プロ野球仮事務所で交わされた野球人との会話など、情報過疎の時代の秘話や実相が日記に鮮やかである。
「疲労困憊の国民に野球を」「生まれては消えるプロ球団」「球団増やし、将来は二リーグを」「時の勢い、まさかの二リーグ」「無政府状態続くプロ野球」「長嶋入団と二リーグの黎明」など。
先人たちの苦労と努力と歴史の上に今のプロ野球の栄光がある。そのことを決して忘れてはならない。全てのプロ野球ファン、必読です。超オススメです。(・o・)!