「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「雑談力がアップする「ひと言」」の魔法」(水橋史希子)

初めて聞いた「言葉の種まき」というコトバ。なるほど!「ひと言を添えるだけで、相手との会話が驚くほど良好になるコミュニケーションの魔法」なんだって。そのエッセンスをしよう。


「言葉の種まき」によって26年間のフライト人生を大過なく送ってこられたばかりか、数多くのお客様との素晴らしい出会いや仲間に恵まれてきました。この言葉の種まきと五感をフル活用することが、ミスやトラブルを未然に防ぐ方法なのです。


・日本人は、近所の人にあいさつをしたり、そのあいさつにひと言プラスして心の距離を近づけるのが上手です。そのときに感じたいいことを言葉に出して伝えているのです。
帰宅途中の子どもに


「お帰り〜、今日は早いね。学校は楽しい?」


ご近所さんに、


「おはようございます。朝晩は寒くなってきましたね」


この言葉の積み重ねが仕事での評価や、人間関係を良好にしていくことができるのだと思います。


・外出先から帰ってきた上司に「お帰りなさい。お疲れ様でした」


・ゴルフ好きな上司に「ゴルフの面白さってどんなところですか?」面倒くさがらずに、少しだけ言葉をかけることによってそれが積み重なり、やがて花が咲くことになります。


・まずは、朝のあいさつにひと言プラスすることをオススメします。朝は一日の始まりで何かをスタートさせるのにぴったりな時間帯です。しかも朝は、あいさつが一番行われるときだからです。


タモリさんは言葉の種まきの達人です。まずは、相手への質問の種まきからスタート。


1 相手が話したいこと、面白いなと感じていること、興味があることを話してもらうような質問の種まきをする。


「最近、忙しそうだね〜、休みないでしょう?」「なかなか休めないんじゃないの?」「休みの日は何をしているの?」


2 その話題をふくらませる質問の種まきをする。いつ?なぜ?どんなきっかけ?


「へー、料理はいつ頃から始めたの?」「食べるのが好きだから?」「何かきっかけはあったの?」


3 楽しいところ、魅力を聞きだし、ここぞというときに自分の話も短く加えて盛り上げる


「どんな料理が得意なの?」「へー、料理は段取りだよね。イエージ通りにいくと達成感あるしね」


相手にとって楽しい話題が出たら、その話から離れずに、深掘りする質問をしていきます。人の話を聴くときは、目を見て、うなづいて、リアクションをすることが相手への気配りで、ひとつの愛情表現なのです。


・あいさつの達人は、あいさつにその理由や気持ちを「ひと言プラス」しています。心の距離がぐんと近づくからです。


質問の種まきをしながら、「お互いの共通点」を探していきます。共通点があると一気に距離が近くなります。


売れる営業マンほど、さりげなく名前を呼んでいる。初対面の方との会話の中で、お名前をお呼びすると、ぐっと心を近づきます。名前を呼ばれると「自分のことを大切にしてくれているんだ」という自己重要感を満たすことになります。


コミュニケーションの上級者は、初めから自分がいいたいこと話しません。まだ関係ができていないのに、自分の伝えたいことを全面に出すと、相手は壁をつくってしまうからです。初めから興味のあることを相手に話を聴くことから始めます。とりあえず自分の関心事は横において、相手の関心事に耳を傾けることをしているのです。


・効果絶大!「少々お待ちください」→ 「はい、かしこまりました。すぐにお持ちします」


さあ、毎日言葉の種まきしよ!!!オススメです。(・∀・)!!!