雑学が大好き。昔、テレビで「トリビアの泉」っていうのがあったけど、
好きだったなあ!さて、この本で雑談力をつけよう!!!そのエッセンスを紹介しよう。
・日本の酒席の独特の習慣に「返杯」がある。日本人が太古から酒を飲むのは、「魂の交流」を意味していた。現在でも贈答品に酒が使われているのは、その流れなのだ。返杯には、もらったから返すという儀礼的なものではなく、お互いに魂の交流をしようというメッセージが込められているのである。
・将棋の「歩」の裏側には「と」と書かれているのはなぜか?もともとは、「金」と書かれていたが、歩は数が多く、一つひとつ書いているうちに「と」のようになったのだ。読みづらいが「金」と書かれているのだ。
・真打とは落語家の身分で、最も位が高く、興行でもトリで出演する資格を持つ。語源は「ロウソクの芯を消す芸人」から来ている。「真」は、ロウソクの「芯」のこと。室内に灯したロウソクを最後に消す(=打つ)ことができるのは最後の出演者だけ。そこから、トリで出演する芸人を真打と呼ぶようになったのだ。
・世界195カ国中で死刑制度がないのは97カ国で、先進国で死刑が存続しているのは日本とアメリカの33州だけである。
・「仏の顔も三度まで」とは、お釈迦様がコーサラ国と釈迦国の戦いを三度までやめさせることができたが、四度目の出兵のときはあきらめて何もしなかったので「三回目までは許されるが、四回目は怒られる」といった意味で伝わっている。
・婚姻届はなぜ24時間受付かというと、婚姻届を出したタイミングをめぐり、遺産相続の争いが起こる恐れがあるから。
・「根回し」という言葉は造園用語で、造園業回における根回しは、何と3年もの時間がかけられるのだ。樹木を別の場所に移植する際、一年目に細い音を切り、太い根の皮を剥く。2年目に太い根を切って3年目には幹の底を掘り起こしてようやく移植する、この準備のための3年間こそが本来の根回しなのである。
・「製作」と「制作」には、実は明確な使い分けがある。意味としては、制作は、「芸術作品などをつくること」で、製作は「機械や道具などをつくること」
・葛根湯、麻黄湯など、なぜ漢方薬といえば「湯」なのか。漢方では生薬を煎じて湯に溶かして飲むものが多く、このことから〜湯という名前が多くなっているのだ。ほかには丸薬の形をした〜丸、粉末なら〜散など、その形態が名前を見ればひと目でわかる。
・「薬局」には、国家資格を持った薬剤師が常駐している。「薬店」は「薬種商」という資格があれば薬剤師常駐の有無は問われない。そのため、抗生物質や劇薬などは扱えないので、薬局に比べて薬の種類は少ない。
・船の速度「ノット」は「結び目」という意味。ロープで等間隔に結び目をつくり、先端に沈まないように板をつける。それを船尾から海へ投げ、一定の時間に結び目がいくつ流れたかを数える。これは昔の船の速度の計測方法で、今も船の速度に結び目を意味するノットが使用されているのは、この名残がるからなのだ。
・1グラムのはちみつをつくるためには、何と800匹ものミツバチが夏の間、休むことなく働き続けなければならない。
・酒はリットル表示で、缶コーヒーがグラム表示なのは、缶コーヒーは90度以上の高温で缶に詰められるが、そこから冷えることで体積が小さくなってしまう。こうなると、缶に詰めたときの容量が変わってしまうので数値が変化しないグラムの表示にしているのだ。
・焼き魚として定番のホッケは、蝦夷地(北海道)の開拓時代に法華経の僧たちが「この魚はうまい」と説法のついでに話してまわったことが、ホッケの由来だといわれている。
・銀行のATMでは5000円札はでてこないことにお気づきだろうか!?じつは5000円札が出てくるようにするためには、札をストックする場所が必要となり、当然ATMを大型化しなくてはならない。機械が大型化すれば製造コストも上がってしまうのである。
・うちわは、古くは「打ち羽」といわれていおり、昔はハエや蚊を「打ちはらう」ためのハエたたきの道具だった。
へえ〜さあ、飲み会で使おう!φ(..)メモメモ!