「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「読むだけ禅修行」(安泰寺住職 ネルケ無方)

座禅をやってみたい。禅の修行をやってみたい。でもそんな時間はないっ!というあなたっ!(・∀・)

実は読むだけで禅修行ができるというオトク(?)な本があります。そして著者は、ドイツ人の住職。そのエッセンスを紹介を紹介しましょう。


禅の考えでは、生活そのものが修行です。禅の実践はつまり、ただ生きること。一日の24時間のあいだ、修行ではない時間は一分もありません。私が繰り返し申し上げるキーワードの一つは、「自分を手放す」です。「手放す」というのは。ぼんやりするということではありません。そうではなく、「今ここ」に立ち返るために自分の囚われから自由になることです。


・一日の時間を修行として送るにあたって、まず見返りを期待しないことが一番大事です。修行は何かを得るためにするものではありません。それでは、手放すためにはどうしたらいいでしょうか。答えは簡単、「ただする」ことです。掃除のときはただ掃除をし。仕事のときはただ働く。食事はただ食べ、トイレではただ用を足せばよい。しかしその「ただする」とは、「ただなんとなく」という意味では決してありません。今、この一瞬の命をただ生きることです。


「合掌して夫婦喧嘩するのは難しい」という澤木興道老師の面白い言葉があります。合掌には理屈では説明できない、不思議な力があります両手を合わせるだけで、そこに仏の心が現れることがあるのです。


なるほど!そーだったのかあ…。読むだけで気持ちがスッキリしました。オススメです。(・∀・)