「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「一本の茎の上に」(茨木のり子)

  


私の大好きな詩人の一人、茨木のり子さん。(・∀・)彼女の言葉は研ぎ澄まされている。詩ではないんだけど、彼女の珠玉のエッセイがこの本。なるほどー!確かにそうかも!短いんだけど、そのエッセンスを紹介しよう。


人間の顔は、一本の茎の上に咲き出た一瞬の花であるーと感じるときがある。硬いつぼみもあれば、咲きそめの初々しさもあり、咲ききわまったのもあれば、散りかけもあり、もはやカラカラの実になってしまったのもある。


・ふつうに地図をひろげれば、日本は大陸にぶらさがったネックレスのように見える。小さいからチョーカーというところか。飛行機でかなりの高度から見ると、大海原にふわっと落とされた青いスカーフのように見えると言った人もいる。


…私はいつも思うんだけど、新潟県は、ミニ日本列島のように見えるんだけど…。(・∀・) オススメです。