私の大好きな詩人の一人、茨木のり子さん。(・∀・)彼女の言葉は研ぎ澄まされている。詩ではないんだけど、彼女の珠玉のエッセイがこの本。なるほどー!確かにそうかも!短いんだけど、そのエッセンスを紹介しよう。
・人間の顔は、一本の茎の上に咲き出た一瞬の花であるーと感じるときがある。硬いつぼみもあれば、咲きそめの初々しさもあり、咲ききわまったのもあれば、散りかけもあり、もはやカラカラの実になってしまったのもある。
・ふつうに地図をひろげれば、日本は大陸にぶらさがったネックレスのように見える。小さいからチョーカーというところか。飛行機でかなりの高度から見ると、大海原にふわっと落とされた青いスカーフのように見えると言った人もいる。
…私はいつも思うんだけど、新潟県は、ミニ日本列島のように見えるんだけど…。(・∀・) オススメです。