「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「つぎはぎだらけの脳と心 脳の進化はいかに愛をもたらしたのか?」

またまたオモシロイ本を読みました!(・∀・)実は、私たちの脳は「欠陥だらけ」らしいのだ。「その場しのぎで進化してきた、つぎはぎだらけの脳」、脳と心の常識をひっくり返す話題作!その中でもユニークな章を紹介しよう。


【愛とセックス】


セックスに関して言えば、人類は哺乳類界では空前の「変質者」である。これほど「倒錯」した種は他には見当たらない。とりあえず人間一般にとって標準と思われる性生活を簡単にまとめるとこうである。


「男と女が出会い、お互いに魅力を感じ、結婚して夫婦になる。性行為は、人目につかないところで行い、夫婦になった相手以外のセックスは拒否する。セックスは、生殖を目的としないものを含め、何度も繰り返し行う。女には、妊娠していいなければ排卵周期があるが、その周期内のどの段階でもセックスはする。妊娠がわかっても、しばらくはセックスを続ける。子供が産まれた後、男は子供を育てるのに必要な資源を提供して、女を助ける。時には子供の面倒を見ることもある。男と女は一夫一婦の関係をずっと続け、女の年齢が上がって閉経を迎え、子供を産まなくなった後も、かなり長い間、セックスはできる状態が続く」


哺乳動物の95%以上は、長続きのする「つがい」を作らない。そもそも、つがい自体、作らない動物も多い。オスもメスも激しく乱交するのが普通であり、しかもその乱交は群れの皆から見える場所で行われるのが普通だ。「一夜限りの恋」や「公衆の門前でのセックス」は標準であった、例外ではない。父親は子育てにはほとんど、あるいはまったく貢献しない。


・近代においては、長年の伴侶意外とセックスをする人がかつてないほど増え、離婚率も高まっている。だが、驚くべきことは、生まれてくる子供の90%が、母親の夫、あるいは長年のパートナーを父親に持つというのは国や地域を問わず、ほとんど変わっていない。


・少なくとも米国や欧州においては、男性の約4パーセント、女性の約2パーセントは常にホモセクシャルで、男性の約1パーセント、女性の約2パーセントは常にバイセクシュアルであると言える。残りはヘテロセクシュアルだ。


その他「脳を創る」「感覚と感情」「記憶と学習」「睡眠と夢」「脳と宗教」「脳に知的な設計者はいない」…など。 オモチロイよー!(・∀・)