「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「その話し方では軽すぎます!」(矢野香)

全国で、ビジネスマンや経営者の方にセミナーをする立場になって11年。まさか人前で話す仕事をするとは思わなかった。(゜o゜) 


さて、この本。経営者、上級管理職といった「肩書きがある人」や「公人」が身につけておきたい「信頼される話し方・振る舞い方」の秘訣を網羅しているのだ。自信、落ち着きある「印象づくり」や、「言葉づかい・話題選びの秘訣」など、一通り身につけておきたい技法が満載。そのエッセンスを紹介しよう。



・最初にお勧めしたいのは、声の高さと話す速さを変えることです。ある心理学の実験で、相手に印象を与えているものは、「その人の声、顔や服装、体格の順で影響が強い」と報告されています。「親しみやすさ」を狙う人は、やや高めの声でゆっくりと話します。「社会的望ましさ」の人は、反対に低めの声で、ゆっくりと話してみてください。「活動性」の人は、やや高めの声で話すように心がけてみてください。


・経営者の方でしたら「経営理念の中の言葉」、政治家の方でしたら「ご自身が掲げている公約の一つ」を口グセにしてしまう作戦です。例えば、「まごころ」「創意工夫」という言葉を聞いたら、その人のことを思い出すようになるまで、ある一定期間、最低でも一年は言い続ける必要があります。三年に一度、口グセを変更するくらいが、手応えもあり、声調や変化もアピールできるちょうどよいペースです。


・正確に話すための三箇条。まず、「数字・固有名詞を示す」次に、「情報源を明らかにする」、そして最後に「推測は話さない」ことです。


事実と感情を分けて、「感情部分の発言は削除する」ことです。常に第三者の視点で冷静に、事実なのか、それとも自分の感情なのかを意識する訓練をして下さし。意識さえすれば、「感情の言葉」にすぐに気がつくようになります。「感情の言葉」とは、「嬉しい」「許せない」「悲しい」「楽しい」などの個人の喜怒哀楽です。公の立場で発言しているときに、これらの言葉を言いそうになったらグッと飲み込んで、事実のみを語ってください


・日々、文字で書かれた原稿を読むアナウンサー。私が原稿の読み違いに気を使っている言葉ベスト3は、「他人事(ひとごと)」「一段落(いちだんらく)」「施策(しさく)」です。


さて、本日は、東商渋谷支部様主催 「ビジネスに効く!ハガキ活用道場 年賀状編」セミナーです。参加される方、のちほどお会いしましょう!(・∀・)