「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『すべては宇宙の采配』(木村秋則)

すべては宇宙の采配

すべては宇宙の采配

みなさん、知っている方も多いと思うが、不可能といわれていた無農薬リンゴを栽培することに世界で初めて成功した農家・木村秋則。この本は泣けたよね…。(T_T)


BOOK〜絶対不可能を覆した農家の記録…『奇跡のリンゴ
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20081212


この本はその続編というか、メイキングというか、木村さんが奇跡のリンゴを生む途上で遭遇した不可思議な体験の数々が綴られている。例えば、UFOとの遭遇、曼荼羅を見た話、龍を見た話、宇宙人との対話など、にわかに信じがたいのだけれど、木村さんならあり得るかもしれないと思うのだ。(^^ゞだって、この世の中でもっとも大事なことは目に見えないのだから。そのエッセンスを紹介しよう。


「大事なことは、目に見えるものや、地上に出ているものだけではないんだ」ということに気づきました。血中には、表に出ている作物の少なくとも2倍以上の長さの根が貼っています。土のなかには2倍以上の世界があるのです。


「言葉にはものすごい力がある」ということに気づきました。うちには4つの畑に800本あまりのりんごの木があります。思いをすべての気に伝えたくて、時間をかけて一本一本に話しました。
「こんなにしてしまってごめんなさい」
「花を咲かせなくても。実をつけなくてもいいから、どうか枯れないで耐えてください」
木に優しく触れて、労わるように、ぬくもりが伝わるようにしながら、「どうにか頑張ってくれ」という正直な気持ちが通じるように語りかけました。


・いまでも畑に行くと必ず木に一本一本に話しかけます。
「元気にしてたか?」
「よく頑張ってるなあ、ありがとう」
「ちょっと病気していますね。いまから外科手術をしてあげますから」
「いまこういう作業をしているから、ちょっとしかしられないけど、頑張ってちょうだいよ」


「地球で発見されている元素は120くらいですが、実際に使われているのは30くらいでしょう。しかし我々は250ある元素をすべて使っているのです」宇宙人によると、我々が頼りにしている科学なんて、大したことないのです。


脳科学者・茂木健一郎氏も言ってるけど、木村さんだからこそ「奇跡のりんご」を作ることができたのは、宇宙の采配なのかもしれないね。おススメです。(^<^)