「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

MUSEUM〜『特攻の母鳥浜トメ資料館 ホタル館』(南九州市知覧町)


特攻の母と呼ばれた鳥浜トメ資料館 ホタル館 富屋食堂
鹿児島県南九州市知覧町郡103−1 
0993-58-7566 9:00〜17:00 無休
入館料 350円
http://www.chiran.co.jp/


昨日に引き続き、知覧です。ここ富屋食堂は、特攻の母として慕われた鳥浜トメさんの食堂。当時は軍指定の食堂だったのだ。その鳥浜トメさんの生涯と特攻隊員とのふれあいの遺品・写真を展示したのがココなのだ。平和会館とまたすこし雰囲気が違っている。当時のおもかげが伝わってくる。

やっぱり胸を打つのは映画にもなった「ホタル」のエピソード。
1945年6月、出撃の前夜、特攻隊員の宮川軍曹は「小母ちゃん、死んだらまた小母ちゃんのところへ、ホタルとなって帰ってくる」と鳥浜トメに言い残して鹿児島県知覧基地から出撃していった。ところがその夜、トメの家に、本当に一匹のホタルが入ってきたのである。そしてみんなで「同期の桜」を歌った。そのホタルが出た場所まで記してある。




涙なしでは見られない…。(ToT)



隣にはトメさんの観音さまがある。


隣接する富屋旅館は、戦後昭和27年、遺族を知覧に泊めるために作られたものなのだそうだ。

心から世界の平和を願います。