「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

MUSEUM〜『知覧特効平和会館』(南九州市知覧町)


今回で鹿児島訪問は10回目くらいだろうか。やっぱり日差しがまぶしい。南国だ。新潟県人には明るすぎる…。(^^ゞ

そしてずっと以前から行きたかったところにようやく行く夢が叶いました。そこが鹿児島県南九州市知覧。知覧といえばここ。


知覧特効平和会館 
鹿児島県南九州市知覧町郡17881
0993−83−2525 9:00〜17:00 無休
入館料 500円
http://www.city.minamikyushu.lg.jp/cgi-bin/hpViewContent.cgi?pID=20070920195935

入り口の桜並木と灯篭を見たとたんから涙が止まらなかった…。(ToT) なんだろう。このエネルギーは…。


桜は三分咲きくらいかな。


屋外の像や戦闘機を見ても、涙が止まらない…。みんな、よく平気で見られるなあ…。(ToT)



ホームページにはこうある。

知覧特攻平和会館は,大東亜戦争末期(戦後は太平洋戦争ともいう)の沖縄戦において,特攻という人類史上類例のない作戦で,爆弾搭載の飛行機もろとも敵艦に体当たり攻撃をした陸軍特別攻撃隊の遺品や関係資料を展示しています。


 私たちは,特攻隊員たちや各地の戦場で戦死された多くの犠牲によって,今日の平和日本があることに感謝し,特攻隊員のご遺徳を静かに回顧しながら,再び戦闘機に爆弾を装着し敵の艦船に体当たりするという命の尊さ・尊厳を無視した戦法は絶対とってはならない,また,このような悲劇を生みだす戦争も起こしてはならないという情念で,貴重な遺品や資料をご遺族の方々のご理解ご協力と,関係者の方々のご尽力によって展示しています。


特攻隊員たちが二度と帰ることのない「必死」の特攻出撃に臨んで念じたことは,再びこの国に平和と繁栄が甦ることであったろうと思います。この地が特攻隊の出撃基地であったことから,特攻戦死された隊員の慰霊に努め,当時の真の姿,遺品,記録を後世に残し,恒久の平和を祈念することが基地住民の責務であろうと信じ,ここに知覧特攻平和会館を建設した次第であります。


中に入るとあまりに生々しい写真と残骸、遺品、遺書の数々…。




オレはこんなに涙の在庫があるのか…というくらい涙が止まらない…。お年寄りとかは平然とこの展示を見て「かわいそう」とか「切ないねえ」とか言うが、私は言葉が出ない。言葉の代わりに涙が出る…。(ToT)



十代の少年兵がこんなに多かったとは…。



母を、祖母を、ご先祖様を思い出す…。



隊員が寝泊りしていた三角兵舎。どんな気持ちで眠りについていたのか。



やすらかに眠ってほしい。



映画「ホタル」の碑。



私たちはいまの平和に本当に感謝しなければ。この時期にここにこれてよかった。改めて、新年度に向けて自分の心のチューニングがバチッと入りました。
また来ます。世界の恒久平和を願います。