「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜格差社会とは?…『港区ではベンツがカローラの6倍売れている

港区ではベンツがカローラの6倍売れている―データで語る格差社会 (扶桑社新書 26)

港区ではベンツがカローラの6倍売れている―データで語る格差社会 (扶桑社新書 26)

昔は一億総中流家庭と呼ばれていた。しかし!21世紀になって、勝ち組負け組、格差社会など呼ばれるようになったよね。一泊5万、6万の超一流ホテルやブランド直営店がオープンしたりする反面、ワーキングプアネットカフェ難民が増えたりして…確かに格差社会が広がっているようだ。

さて、この本は衝撃的なタイトルに惹かれて読んでみたけどオモシロイ!!!(^^♪ そのエッセンスを紹介しよう。


日本の新車販売台数ナンバーワンのカローラ世界16カ国で生産され、100カ国以上で販売中で、年間生産台数は130万台。あのフォルクスワーゲンの2倍!そして日本全国の合計保有台数は約270万台。犬も歩けばカローラに当たる。しかし、東京23区内、特に城南地区ではあまり見かけない。数字を見ると、港区ではベンツはカローラの6倍以上!BMWカローラの3倍、ポルシェはカローラとほぼ同じ台数。ポルシェは『港区カローラ』だった!「あの辺じゃベンツがゲタがわり」は俗説ではなくて、真実だった!


・一方都道府県別の軽自動車シェアは、高知県48.8%、長崎県48.4%、島根県47.8%…最下位は東京都の15.7%!港区では。スズキ・ワゴンRも港区では珍車だから、実際軽に乗せて見ると「こんなに走るんですか!」「こんなに広いんですか!」と驚愕の嵐になる
軽自動車率の高い県は「平均年収が低い南国」に偏っている。雪の降る地域では軽は弱いのである。


芦屋の六麓荘町は特別中の特別らしい。町内会は入会金50万円。プラス月々の管理費も必要だ。町内会の承認を得なければ引っ越してくることもできないという、治外法権的な力を持っている。カネがあるだけでは住めない町なのである。ちなみにクルマを買うためにわざわざディーラーまで出かけたりしません車検や点検時でも、来店することなどありえません。過去20年にわたって十数台以上買い換えてくださっているお客様でも、一度もディーラーへ足を運んだことがなく、担当者に『そういやお前の店はどこにあるんや?』などと笑うことが一種のステイタスだという。


その他、「5億円OKのカードホルダーVS.自己破産者」生活保護率日本一の大阪市西成区VS.同最低の富山県など、笑いながら今の日本のリアルな現状を知ることが出来る。


できることなら、勝ち組になりたいよね…。(^・^)