「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

CINEMA〜愛と涙と感動の映画!…『にんげんだもの』


監督:南野梅雄 出演:山下智子、勝部演之、門田裕、草川裕馬、早川雄三 1987年 90分


この映画は私の座右の映画(!?)のひとつ。もう10回くらい見ているが相変わらず泣いてしまう。人の心の温かさや美しさに感動して涙してしまうのだ。(T_T) (相田みつをさんとは全く関係ありません)


しかし、残念ながら、このビデオは教育用なので、劇場でロードショーもなかったし、TSUTAYAにも置いていないと思うので、見たくても見れないだろう。ウチ(SA)が運良く、ネットオークションで入手して、とっておきのトレーニングで使っている。…見るたびに新しい発見があり、またまた涙…。(T_T)


滋賀県・大津の小さな和菓子屋・春秋庵。そこで働く主人公の佐藤恵子19歳。父親が子供4人を残し家出し、母は交通事故で療養生活が続いている。こんなときこそ私がしっかり働かなければ!と高校にも行かずに15歳から一生懸命働いている。ある時、岡田徹の詩集に出会う。


「小さな店であることを恥じることはないよ 

その小さなあなたの店に 

人の心の美しさを 

一杯に満たそうよ」


今まで以上に精いっぱい誠実に、心のこもった接客をし、お客様に喜んでいただこうという気持ちで一杯になるのだ。そんなある日、店を閉めた帰り道に一台の車が店に向かう。『ひょっとしたらお菓子を買いに来たのではないだろうか…』恵子は慌てて、追いかけ閉めた店をわざわざ開けるのだ。


名古屋から来た男性は、母が末期ガンで今日明日の命…。医者は『会いたい人がいたら会わせてあげなさい。食べたい物があれば食べさせてあげなさい』という。
母は、『以前、大津の春秋庵のお菓子がとても美味しかった』それで慌てて雪の中買いに来たという。

胸がいっぱいになった恵子は、自分がもしその立場になったときのことを考え、精一杯のことをしようと心に誓った。そして彼女のとった行動とは…?そして感動の渦に巻き込んだエピソードとは…?


ん…泣ける…。(T_T)なんでストーリーが分かっているのに…泣けるんだろう…。こんな人がいる店ならみんなに紹介しちゃいたいよね。いまだからこそこんな潤いや情のある人間関係やコミュニケーションが求められているんだよね!このブログでも紹介した岡田徹氏の詩集はこれ!おススメよ!


BOOK〜商いの原点とは?…『岡田 徹 詩集』(商業界)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20071214