- 作者: トッド・ミュージグ,ジョーンズ・ロフリン,倉田真木
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2007/12/20
- メディア: 単行本
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ちょっと禅問答っぽいところがあるんだけど、なかなか意味が深い…。じっくりと自分の時間の使い方を改めたい人にはきっと何かのきっかけになるだろう。そのツボとコツを紹介しよう。(^^♪
タイムマネジメントの苦手なとあるビジネスマンがとサーカスのマスターに出会ってフィードバックを受けるところから始まる…。
「わたしには、あながた象を使ってジャグリングをしてみせようとしているように思えるんですよ。まるで象をポケットにでも入れようとしているように…」
どう?なんとなくわかるかな?リングマスター=自分自身として捉え、三つのリングを、<仕事><人間関係><自分自身>として捉える。そして各リングに出すショーをリストアップして優先順位をつける。
・象でジャグリングするなんてショー、あなただででなく、誰だって楽しめません。
・サーカスが成功するかどうかの一番の大きな鍵は、リングマスターが握っているんです。
・リングマスターは同時に三つのリングすべてに立つことは出来ない。
・リングマスターは、リングに呼び入れる前にかならず次のショーを確認する
・サーカスを成功させる鍵は、三つのリング全てで質の高いショーを見せること
・いま、自分がいるべきリングはどこか?
・いま、リングに出すべきショーはどれか?
・サーカスでは、リングに呼び入れるショーが足りなくなることはない
・すべてのショーが自分のサーカス向きとは限らない ……。などなど。
確かに<仕事><人間関係><自分自身>などそれぞれにやらなければならないことがたっぷりある。でもそれぞれ3つ同時に行なうことは出来ない。そして3つのバランスと優先順位が大事。
<仕事>=今の仕事、将来やるべき仕事、収入面、未来の準備とスキルアップ…などなど。
<人間関係>=家族、夫婦、兄弟姉妹、地域社会、職場、友人関係…などなど。
<自分自身>=自分の生きがい、趣味、教養、健康管理…などなどだろうか。
自分の人生というサーカスを成功させる鍵は、三つのリング全てで質の高いショーを見せること…。ん〜深いなあ…。(^◇^)