「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜角栄語録の神髄…『究極の人間洞察力』

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作家・松本清張氏は言った。『政界に、田中角栄のような天才があらわれるのは、50年に一度あるかなしかだろう。『金権政治』という単純なパターンで彼をさばききることは出来ない。』


政治の世界に限らず、人間社会はすべて「心理戦争」で成り立っている。相手に対する洞察力で遅れをとれば、心理戦争には勝てない。この人間洞察力に天才的な能力を発揮し、日本の高度成長を演出したのが、田中角栄だった。迷える時代の今こそ、生きた経済と政治の達人の名人技に学ぶ!!類稀なカリスマ政治家の初の洞察力名語録集が本書!!そのいくつかを紹介しよう。


・『1.百万円で借金を返せ。2.次の百万円でお前の不始末で苦労した人たちにうまいものでも食わせてやれ。3.次の百万円は万一の場合のためにもっておけ。4.以上三百万円は全額返済無用である。』
元田中派のある議員がオンナの不始末で緊急に百万円が必要、あいにく手元になかったことから、急遽田中のもとに電話を入れて百万円の借金を申し込んだ。話半分まで聞いていた田中は「分かったッ」と一言、数十分後、この議員の元には、この議員のもとには申し込みより多い三百万円の入った金袋が届いたのだが、同封してあった一枚のメモがこれ。ハア〜!(@_@;)なんとも器がデカイ!ちなみに田中の家訓 『貸したカネは忘れても、借りたカネは忘れるな』だとか。


・『仕事をすれば、批判、反対があって当然。何もやらなければ、叱る声も出ない。私の人気が悪くなったら、ああ田中は仕事をしているんだと、まアこう思っていただきたい。』


・『どんな女と付き合ってもいい。そのかわり、ちゃんと面倒を見てやれ。責任をもってやれ。』


『僕は運だけでここまで来た。人間の一生というのは、結局、運だ。実力があり、いくら自分が自負してもダメなものはダメ。努力、努力。努力と根気と勉強。こういったあものが、運を捕らえるきっかけになる。』


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『最終責任は、私が取る。皆さんは、自分の仕事に責任を持って進めてほしい。』


・『生物はすべて劣性遺伝だ働き、勉強しなければ親よりもバカになる。だから生物は必ず学習、勉強しなきゃならないようにできている。』
〜無類の努力家だった田中。尋常高等小学校卒のハンディも自らの努力で克服した。昼間はへとへとになるまで働き、夜は中央工学校に通った。『広辞林』『コンサイス英和辞典』は1ページずつ破いて暗記、授業で眠いときは千枚通しの先を手のひらに当てておき、コックリすると痛いので、目を覚ました。
39歳で大蔵大臣になるが、法律・。政策を徹底的に勉強し、事務次官以下課長以上の一人ひとりと会って徹底論破して、ことごとく論破した。


・『ナポレオンが睡眠4時間なら、オレは3時間でやってみせる。』
〜大蔵官僚が一週間かかって読む財政案をたった一晩で読みきったりしていた。


ハア〜!\(◎o◎)/!その迫力が本からでも伝わってくる!
ちなみに素質は、888−025−125!にゃるほど〜!(^^♪