「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

DVD〜湯布院…癒しの里の百年戦争(プロジェクトX)

lp6ac42007-07-09

全国を飛び回っていて、47都道府県のうち、けっこういろんなところに行ったなあと思っていたら…まだ訪れていない県がまだまだある。鳥取、高知、徳島、鹿児島、宮崎、そして今日のテーマ、湯布院がある大分県だ。行ってみたいなあ…。(^^♪

私が生まれた新潟県十日町市松之山温泉と比べて、おんなじ温泉地なのに、なんでこんなに違うのだろう…。(^^ゞ 湯布院は、ドイツの温泉町バーデンをモデルにしているらしい。「緑と静けさこそが財産であり、町は100年というものさしで考える」具体的には"ものをつくらせない"というのがテーマ。
全国屈指の人気温泉地になった湯布院には実はすさまじいドラマがあったのだ!


九州・大分の山あいに、各種調査で"最も行きたい温泉町"に選ばれる小さな町がある。大分県湯布院町。巨大レジャー施設はなく、田と牧場の昔ながらの農村風景が広がる。 しかし、かつて湯布院は全く無名で、週末でさえ客のない宿もあったという。町ごとダムに沈め、補償金をもらう計画まで役場や議会で検討されていた。時代は、昭和46年、国民の所得も上がり、レジャーという言葉も生まれ始めた頃、全国の温泉地は鉄筋の高層ホテルにネオンを灯し、団体客を奪い合っていたのだ。しかし、湯布院はジリ貧だった…。


若手の有志は、町役場から借金をし、ドイツの温泉地を視察した宿の主人たちや農家の人々が立ち上がった。「農村の緑と静けさを守り抜き、心安まる保養地として町を立ち直らせよう。」 そこにやってきたのは、バブル景気!田んぼの値は一反一億円に急上昇して、銀行や開発業者が殺到し、。町の世帯数に迫るリゾートマンションが計画された…。そして一人の役人が立ち上がったのだ…。


このDVDでは、人をエンロールするということ、巻き込むための熱意と創意工夫・アイデア仕入れられる。
目先の利益ではなく、100年先を考えるという長期的なビジョン!カア〜!(>_<) しびれるねえ〜!
それにしても、湯布院…、行って見たいなあ…。