「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜こんな結末あり!?…『仮面山荘殺人事件』(東野圭吾)

仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)

仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)

またまたまた東野圭吾。(^・^)彼の本は、人の心理の微妙な動きを学ぶトレーニングの教材としても最適だ。推理小説なんぞほとんど読んだことがなかった私が、もう彼の本は、20冊目くらいになるのだが、登場人物の心の動きやストーリーの展開を読んでいくと少しずつそしてだんだん感性が研ぎ澄まされてきているようだ。


樫間高之との結婚を控えた森崎朋美は、不慮の事故死をとげた。三ヶ月後、高之は朋美の父で製薬会社社長の伸彦から別荘に招待され、そこに八人の男女が集まった。楽しい避暑の日々となるはずだったが、朋美の親友の作家・阿川圭子は事故死に疑問を投げかける。そのときに逃亡中の銀行強盗が侵入したのだ。外部との連絡を絶たれた八人は脱出を試みるが、ことごとく失敗に終わる。恐怖と緊張が高まる中、ついに一人が殺される。だが状況から考えて、犯人は強盗たちではありえない…。ではいったい誰だ!?七人の男女は互いに疑心暗鬼にかられ、パニックに陥っていった…。


主人公の高之の婚約者・朋美の死は、事件だったのか?自殺だったのか?何らかの関係はあるのか?いったい誰が…!?面白いね〜!(^^♪ これドラマ化か映画にならないかな〜。こんなラストがあっていいのか!?そしてタイトルの『仮面山荘殺人事件』の意味が分かる…。これぞ大どんでん返しのラスト!


推理モノやミステリーが苦手な人にも楽しめるよ!(^^♪