「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

DVD&MUSIC〜七回忌追悼版…河島英五秘蔵映像集

lp6ac42007-06-19

私が最も影響を受けたミュージシャンの中の一人が、河島英五だ。2001年、48歳の若さで亡くなったときにはショックだった…。呆然としてあっけにとられたことを覚えている。(>_<)

デビュー前から最後のテレビ出演までの秘蔵映像がDVDになると聞き、早速注文した。…しかし、
見るにつれ、英五独特のメッセージと緊張感が伝わる…、いい加減な気持ちで見れない…。ということでじっくり見るのは、今日になってしまった。…食い入るように見入ってしまった。


はじめに聞いたのはテレビCM清酒黄桜』での酒と泪と男と女だった。これが1976年。彼が24歳、私が12歳。強烈なインパクトだった。中学一年の時の同級生のケンちゃんが好きで、彼の部屋で、その曲とそのB面の『てんびんばかり』ばかり聞いていたっけ。ギターを始める前だった。


デビュー曲の『何かいいことないかな』、隠れた名曲『旅のわすれもの』、彼が最も好きだったという『仁醒』、ヒット曲『時代おくれ』沢田研二にプレゼントした『いくつかの場面』加藤登紀子も歌った『生きてりゃいいさ』、初期の傑作『人間の祖先』マサカリ投法村田兆治のことを歌った『地団駄』あのねのねにプレゼントした『青春旅情』…など。こみ上げてくるものがあって、胸が締めつけられそうだ…。


いや〜強烈だね〜…。解説文を読みながら彼のエピソードを見ながらだと涙が出てくる…。なんだろう…。画面から伝わるエネルギーというかオーラは…。男だね…。かっこいいね…。男が男に惚れるというのはこういうことだろう。ふと坂本龍馬とオーバーラップしたのは、気のせいだろうか…。


彼には、ギルドとギブソンのギターがよく似合う。ギターをかき鳴らすような、ぶっ叩くようなストローク…。そうだ!思い出した!私は、彼に憧れていたからギルドが好きなんだ!
一曲でもいいから世に残る曲を作りたいものだ。


…最後のテレビ出演のNHK「歌謡コンサート」での『時代おくれ』も収録されている。…痩せたな…声にも張りがないし。ギターは、ボロボロのMartin D-18が渋いねえ…。クウ〜…、(T_T) 泣ける…。若すぎるよお…。48歳なんて。


私は、今43歳。あと5年で、英五のような軌跡を残せるだろうか…。

河島英五秘蔵映像集~デビュー前から最後のTV出演まで【完全生産限定盤】 [DVD]

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