- 作者: 村山由佳,村上龍
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1996/06/20
- メディア: 文庫
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『天使の卵〜エンジェルズエッグ』『天使の梯子』『ヘヴンリー・ブルー〜天使の卵アナザー・ストーリー』の三部作を読み終えて、心の中に切なさがよみがえる。(T_T) まるで登場人物が身近にいるようだ。そして、映画! 透明感のあるヒロイン春妃を演じる小西真奈美がいいんだ!
美大を目指す浪人生・歩太(あゆた)は、19歳。同い年の夏姫(なつき)とつきあっていた。あるとき満員電車の中で出会った女性が忘れられなくなってしまた。それが、父親の主治医である精神科医の春妃(はるひ)27歳であった。しかも夏姫の大好きだった姉だったのだ。8歳年上の女性との愛は不器用でピュアだった。そしてラストシーンに悲しい結末が…。(T_T)
続編の『天使の梯子』では、10年たった歩太と夏姫の物語。今後は夏姫が8歳年下の慎一と恋に落ちる…。そして初めて姉・春妃の思いを知る…。
完結編の『ヘヴンリー・ブルー〜天使の卵アナザー・ストーリー』は、夏姫が切々と語る今までの想いと懺悔。姉・春妃への最終ページの言葉が泣ける…。(T_T)
映画もオススメだけど、やっぱり小説がいいかな。三部作あるけどそれぞれ独立しているからどれでも楽しめます。はっぱり、いくつになっても恋愛小説&恋愛映画はいいなあ!
『映画 天使の卵 オフィシャルサイト』
http://www.tentama.jp/
小西真奈美 『天使の卵』 インタビュー
http://www.youtube.com/watch?v=09FwN7Mm0YE