「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「架空昭和史」(プロハンバーガー とみさわ昭仁)

 この本の表紙はなんじゃ!!!こりゃー!!!ということで手に取ったこの本。なるほど。架空の昭和ね。想像力で描いているのね!ビックリ!!!(・o・)



前代未聞、爆笑必至、抱腹絶倒の三位一体、三体のSFバカ本。まさに天才の所業。センス・オブ・ワンダーの極み。これでいいのだ!!!!――水道橋博士」「ChatGPT」といったAIチャットサービスが盛り上がっている中、画像生成の分野でもAIは格段の進歩を見せています。本書は、プロハンバーガー氏が、“架空の昭和”というコンセプトを思いつき、AIによってその画像を生み出し、さも実際にあったかのような文章も考えて、X(旧Twitter)上にアップした「#架空昭和史」の作品をまとめた一冊」そのエッセンスを紹介しよう。 

【バーガー族】

アメリカからハンバー ガーというものが日本 に上陸してきたのは、大阪万博の熱気も冷めやらぬ1971年のことだった。ビーフ100パーセントの パティをバンズと呼ばれるパンで挟んだだけのシンプルな軽食だったが、当時の日本人にとってその味わいは筆舌に尽くしがたいもので、その衝撃に打ちのめされた若者たちは、ファッションにさえもハンバーガーのテイストを取り入れることとなった。バンズを模した帽子を被っ て繁華街を闊歩するバーガー族の姿は、70年代の銀座という街を象徴する、ひとつの名物風景と言えるだろう。

【よりきりトリオ】
元力士によって結成されたお笑い三人組。左から「鳥羽嵐」「六花嵐」「金湖嵐」。三人とも幕内経験者で、相撲によって鍛えられたフィジカルを駆使しての、常人には危険なレベルの激しいッッコミや、体格を活かしたボケ、気の利いた相撲ギャグで一躍人気者となった。彼らを輩出した矢乃嶋部屋は彼らの成功を受け、親方が相撲部屋の廃業を宣言し、矢乃嶋プロモーションという芸能事務所として再出発。数々の元力士芸能人が所属したこともあって後援者にも恵まれ、日本全国から大量の米や農作物、魚介類が届き、食べきれないほどだったという。

【緑のおばさん】
 
高一度成長期、マイカー「ブームで交通量が増大すると自動車事故が多発した。登下校中の子供たちを事故から守るため、緑色のコスチュームを着た女性交通誘導員が登場。彼女らは「緑のおばさん」として、子供たちから親しみをもって迎えられた。その衣装は次第に宇宙人風の格好などエスカレートしていき、子供たちに呆れられた。
 
いいな。これ。創作したいなあ。架空平成史も出してほしいなあ。オススメです。(・o・)