「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「見えないからこそ見えた光 絶望を希望に変える生き方」(岩本光弘)

この本、すごいわー!全盲のセーラー、というだけでスゴイし、あの辛坊治郎さんと一緒にヨットの冒険で遭難した方だったんだねー!♪ 

「2019年4月20日に「世界初」の全盲セーラーによる太平洋横断を成功させた岩本光弘氏。16歳にして視力を失った時、著者は死のうと思った。 死のうと思ったほどの絶望をどのように乗り越えてきたのか、「明るい朝が来ない夜などない」「暗い夜だからこそ美しい星を見られる」と著者は言う。 本書は、幾度も絶望を経験し、そのたびに立ち直ってきた実体験があるからこそ分かった「絶望を希望に変える」生き方の指南書」そのエッセンスを紹介しよう。

 
・協力者ダグラス・スミスは、ヨットは完全な初心者です。一方、私は 2013年に初めての太平洋横断チャレンジをキャスターの辛坊治さんと挑み、遭難し、 世間を騒がせ、多くの方々にご心配をおかけしました。その時に命を失いかけ、1度は心が折れそうになった私でしたが、それでも彼は、再び太平洋横断に挑戦するという私の心意気に「感動した!という理由だけで、サポートを買って出てくれました。
 
・こんな2人が、2019年2月、サンディエゴ〜福島・小名浜までの12000キロを 横断するチャレンジをしたいと思っています。
 
ブラインドセーリングという言葉を聞いたことがない方は目が見えないのに、ど うやってヨットを操るんだ?」と疑問に思うでしょう。
 
・まずは、ヨットに乗り込む前に、頭のなかで繰り返し繰り返し空間をイメージして、す べての位置関係を把握します。私はこのことをよくメンタルマップを作る」と言っています。
 
 ・私は、車を運転したことがありません。しかし、この広大な海は、大きな心で私の舵を受け入れてくれます。
 
・13歳の頃、弱視だった私は視力を失い始めました。少しずつ、視力を失っていくのは辛いことでした。学校では、黒板の消し残しを指摘されたり、理科の実験で弱視の人が見てどうなってい るのかを全盲の人に伝える・・・・・・、それもできなくなりました。盲学校の社会のなかには弱視が上で全盲が下だという暗黙の空気があります。自分は底辺層の人間になってしまったと思いました。今思えばそんなことで、失くすものなど何もないのに・・・・・・。
 
人生には、山もあれば谷もあります私はトライアスロンをしますが、そのなかで苦しいと思う時間があっても、その後必ず気持ちいい瞬間がやって来ます。それが、5日だっ たり、5カ月だったり、5年だったり・・・と事柄や人によって違うでしょう。でもまた次が 来ます。苦しい時にはそれがずっと続くと思いがちです。しかし、踏ん張っていると楽になるものです。

 

説得力あるなー!♪ すごいなー!♪ 落ち込んでいるとか、悩んでいるとか言えないよねー!オススメです。(^^)