「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「びりびり」(東君平)

 

なつかしいなあ。東君平さん。中学生の頃、やなせたかしさん編集の『詩とメルヘン』、あったなあ。なつかしいなあ。まだ詞が書けなかったころ、勝手に曲をつけていたっけ。

 

さてこの絵本。いいなあ。こういう自由な発想が好き。実際にやってみたいよね。

 

一枚の黒い紙をびりびり破いていたら

ヘンな動物が生まれました
びりびりという名前を つけてあげたら ひとりで 歩きだしました。
 
ぼくの時計を パクパク食べた 
それはビリビリ それはビリビリ
だいじな時計を とりかえせ
こらビリビリ そらビリビリ
 
ぼくの雨靴 モリモリ食べた
それはビリビリ それはビリビリ

 

ビリビリから生まれるもの。静と動。生と死。絶望と希望を連想してしまう。シンプルな中に深いメッセージがある。オススメです。(^^)