なつかしいなあ。東君平さん。中学生の頃、やなせたかしさん編集の『詩とメルヘン』、あったなあ。なつかしいなあ。まだ詞が書けなかったころ、勝手に曲をつけていたっけ。
さてこの絵本。いいなあ。こういう自由な発想が好き。実際にやってみたいよね。
一枚の黒い紙をびりびり破いていたら
ヘンな動物が生まれました
びりびりという名前を つけてあげたら ひとりで 歩きだしました。
ぼくの時計を パクパク食べた
それはビリビリ それはビリビリ
だいじな時計を とりかえせ
こらビリビリ そらビリビリ
ぼくの雨靴 モリモリ食べた
それはビリビリ それはビリビリ
ビリビリから生まれるもの。静と動。生と死。絶望と希望を連想してしまう。シンプルな中に深いメッセージがある。オススメです。(^^)