この本のタイトルはスゴイ!!!「芸人」というコトバを「流し」と置き換えたら、ワタシそのものになるなー!♪(笑)(゜∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ
「笑いながら読み進めると、突然“真の豊かさ”を問われる哲学の書」「芸人っていう職業は、病なのかもしれませんね――」『THE SECOND』準優勝を果たした『マシンガンズ』。そのツッコミ担当である西堀亮による、芸人ドキュメンタリー本が誕生!
自身が撮影・編集を行うYouTube「西堀ウォーカーチャンネル」に出演している、土木作業を続けながら芸人を続ける男、定期的に無観客単独ライブを開催する芸人……彼らの生態を赤裸々にレポート!なぜ彼らは芸人を続けるのか、彼らの生きる喜びとは?
同じ境遇だったからこそ聞ける、芸人の本音の数々。今を楽しく生きる秘訣がここにある」そのエッセンスを紹介しよう。
・芸人として収入は激減し、 生活苦から定期的に土木作業のアルバイトをこなす毎日。 たまに芸人の仕事があっても、 それで生活していくのはギリギリだった。
「もう、芸人辞めて働こうかな……」
ある日、カミさんにそう言ってみた。「あんた、 他にすることないでしょ」
正直に言うと、なんだかホッとした。
ただ、カミさんが出勤した後、 リビングでボーッと朝の情報番組を眺めていたら涙が出そうになっ た。ベランダに飛び出して、大声で何か叫びたい衝動に駆られた。
「俺な何をやっているんだろうー」
・「なぜ芸人を辞めないのか?」
「う〜ん、分からないですね。なんででしょう……。ま、 ひとつ言えるのは、芸人でいたいんですよ」
「でも、生活はつらそうですよ」
「それをつらいって思わないんじゃないですかね。ある意味、 病気ですよ」
そう病気ー。俺やこの本に登場する面々だけじゃない。 芸人という人種は少なからず「病気」にかかっているのだと思う。 「芸人という病」本書のタイトルは、こうして決定した。
・死ぬ時は、「元・お笑い芸人の…」っていうより「 お笑い芸人の…」でニュースになりたい。(和賀勇介)
・これは借金している人みんなが考えることだと思うんですけど、 「借金の限度額=自分の貯金」という感覚なんですよ。( 松崎克俊)
・このままじゃダメだっていう自覚はありますよ。でも、 芸人辞めちゃったら、からっぽになっちゃう気がするんで。( ねろめ)
・普通にお金を稼げて生活する分には楽だよ、 芸人辞めて他の仕事したほうが。でも、 それじゃ面白くないんだよね。(内藤正樹)
・芸人は死ぬまでできるんじゃないですかね。 だって楽しいですからね。(石澤勤)