ワタシの音楽の原点は70年代の歌謡曲、フォークソング。かぐや姫、拓郎、陽水、岡林、そして関西フォーク。この本は、ワタシが影響を受けたミュージシャンだらけ。どのページも懐かしくて、オモシロくて、手が止まらない!♪
「60年代に日本のフォークが誕生し、70年代には大きく発展、80年代で一旦盛り上がりを失うものの、90年代後半にはまたネオ・フォークのムーヴメントが起こり、触発されたベテラン勢も再び活発な動きを見せる…というその始まりから現在の状況までの紆余曲折の全てを、海外からの影響やインディ・レーベル、地方のシーンやアンダーグラウンドの動きなど、周辺事情や背景なども俯瞰しつつ、歴史を追って鷲掴みにする」そのエッセンスを紹介しよう。
【岡林信康】
まずは「くそくらえ節」や「がいこつの歌」 で着目されていくのだが、その初期の曲を聞いても、 歌という武器で体制や権威を笑い飛ばしてしまおうという意図が見 受けられる。しかし危険さをはらんだ歌であり、 放送禁止になったのは当然。 もともとがメディアなどで流れるような代物ではなく、 俗曲のようなものだったと思う。
【高田渡】
酒とギター、そして旅の日々、 恐ろしいほどの純度を最後の日まで保ち続けた全身フォークシンガ ー
▲ 吉田拓郎 71年フォークジャンボリー
【ネオ・フォーク】
80年代中期に登場したアーティストで注目しておきたいのは尾崎 豊。尾崎はロックの範疇にあるアーティストだが、井上陽水の「 あかずの踏切り」に感銘して音楽を始め、アマ時代には因幡晃の「 S.Yさん」やさだまさしの「雨やどり」をコピーするなど、 音楽的な源流は70年代フォークにあり、初期の「街の風景」「 僕が僕であるために」といった楽曲には、曲調、言葉の乗せ方、 演奏法、主題にもフォークの影響が色濃く反映している。
『うつし絵』『月の夜汽車』(岡林信康)『 かっこいいことはなんてカッコ悪いんだろう』(早川義夫)『 北山修 25ばあすでい・こんさあと』、本田路津子、ザ・ディランII、 西岡恭蔵、加川良、『にんじん』(友部正人)、斉藤哲夫、 友川かずき、吉田拓郎、五輪真弓、山崎ハコ、森田童子、 やまがたすみこ、日暮し、佐井好子、シモンズ、トワ・エ・モワ、 チェリッシュ、『12ページの詩集』(太田裕美)『フォーク・ ギタリスト名鑑』(石川鷹彦、吉川忠英、岡崎倫典)、伝書鳩( 荒木とよひさ)、古時計、『大ダイジェスト版・ 三億円強奪事件の歌』、あのねのね、まりちゃんズ、 つボイノリオ、大塚博堂、瀬戸口修、永井龍雲、鈴木一平、雅夢、 村下孝蔵、あみん、などなど、
「日本のフォークが生まれた日」は特に感動だね!この本に掲載されているミュージシャンだけで2000曲は歌える自信があるわー!♪秘蔵写真満載!超オススメです!(^u^)♪