「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「きぼうのかんづめ」(すだやすなり・宋誠二郎)

 
【お知らせ!てるてるソング 経堂ビリヤニ酒場「さばのゆ」で「流し」】
 
最近、ご縁をいただいた、経堂の「さばのゆ」店主の須田泰成(すだやすなり)さん。ココで初の「流し」をやりますよー!ビリヤニ、最高ですよー!♪
 
11月15日(金)19:00〜21:00
チャージ 1,500円(ビリヤニプレート付き)+ドリンクキャッシュオン+大人の投げ銭
経堂ビリヤニ酒場 さばのゆ
世田谷区経堂2-6-6  03-5799-6138
https://sabanoyu.oyucafe.net/
 
インテル、入っテル、歌っテル!♪
「酒場のギター弾き」あらため「てるてるソング」小野塚テルが、経堂ビリヤニ酒場「さばのゆ」に初登場!
 
演歌、歌謡曲、フォーク、ニューミュージック、J-POP、アイドル歌謡、CMソング、アニメ主題歌、放送禁止歌などなど昭和の歌を中心にその場でリクエストを いただいて歌います!最新の時事ネタも たっぷり歌います!♪別名「人間ジュー クボックス」「歌のロシアンルーレッ ト」!乞うご期待!♪
 
お申し込み
経堂ビリヤニ酒場 さばのゆ(sabanoyu@gmail.com
 
 
さてこの本。「さばのゆ」の由来、「希望の缶詰」のこと、絵本を書いていらっしゃること、知りませんでした〜!♪ (・∀・)
 

東日本大震災後、さまざまなメディアで取り上げられ注目を集めた宮城県石巻漁港の木の屋石巻水産「希望の缶詰」津波で傷つき泥だらけになりながらも流されずに残った缶詰を洗って売るという行為は、従業員の皆さんだけでなく、そこに関わる多くの人たちをつなげ、大切なことを教えてくれました。悲しみをシェアすれば、半分になる。希望をシェアすれば、倍になる。分かち合いたい、助け合いたいという想いが、一冊の絵本になったのです。

 
・ぼく、かんた。小学一年。
ぼくのうちは、石巻の港にある小さな缶詰工場だ。
家族は、とうちゃんと、かあちゃん、妹、かんこ。
おじいちゃんと、ネコの缶吉。
 
ぼくの仕事は、ネコの缶吉が、魚を盗まないように、見張ること。
 
石巻は、えいごでローリング・ストーンっていうらしい。
ローリング・ストーンって、ロックなんだって。
 
そんなぼくたちの暮らしが、とつぜん変わった。
地震だ!津波だ!山に逃げろ!
町が海に飲まれてしまった。
夜になった、身を寄せ合って眠った。
 
夜があけた。町がない。
みんなで港にいった。なんにもなくなっていた!
学校も、スーパーも、なにもかも。
あの大きな缶詰のタンクが遠くに流されていた。
晩ご飯は、ポテトチップス3枚だった。
 
そんな時、にゃ〜っ!缶吉が地面を猫パンチで叩いた。
あっ、うちのサバ缶だ!ドロまみれだけど金色の缶詰。
開けてみると、中身は無事!ウマい!ボロボロ涙を流しながら食べた。
 
「この缶詰は、泥まみれだけど。俺たちは、津波で、
大切なものをたくさん失ったけど。これは『きぼうのかんづめ』だ。日本一の缶詰だ!未来は、ここから始まるんだ」
 
みんな缶詰を持ち上げて笑った。缶吉も、がんばって缶詰を持ち上げていた。 

 

いいなあ。実話なのでジーン!とくるよね〜!!!この本も併せて読んでね!オススメです!(・∀・)♪

 

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