汁モノが好き。味噌汁、お吸い物、そしてスープ!!!なんであまりパスタを食べたいのかというスープがないから。スープパスタは別ね。なんでつけ麺をあまりたべないのかというと汁が少ないから。ごはんおかわり無料よりも、味噌汁おかわり無料が好きっ!!!(・∀・)♪
さてこの本。「どんなにやさぐれていても、一杯のスープさえあれば明日は大丈夫。石井好子、角野栄子、星野道夫、高山なおみ……身も心も温まるスープのアンソロジーをどうぞ!」中でも、ワタシの大好きな岸本佐知子さんの文章がサイコー!そのエッセンスを紹介しよう。
【キノコのスープ 岸本佐知子】
・秋になった。秋といえばキノコだ。
キノコはうまい。いろんな種類があって味もいろいろなのに、 どのキノコも全部おいしいのがすごい。
マイタケ。マイタケはうまい。色は地味だし形もグロいし、 知らずに道に落ちていたら
大回りして避ける風貌なのに、実力者であるところがえらい。
ナメコがうまい。なぜぬめろうと思ったのか。 その斬新な思いつきはどこから出てきたのか。もはや天才だ。
見よ、シイタケの、この完璧な造形。ぼそぼそと毛羽立つ軸、 そこから肉厚に広がる傘、傘表面のピリピリとした逆むけ、 その裏の細密画のようなひだひだ、まるで一個の建築だ。
来世ではキノコの菌にだけは生まれ変わりませんように。 そう神に祈りながら、私はキノコの酸っぱ辛いスープをすすった。
荒井由実「チャイニーズスープ」は、名曲だよねー!メロディも詞もすごいよねー!♪
久しぶりに聴きました!今夜はスープだね。オススメです!(・∀・)