早いもので父が69歳で亡くなって21年。生きていたら90歳かあ……。父と同じくらい生きたとしてあと10年かあ……。感慨深いなあ……。(・∀・)
父が亡くなるまえ、弟の要望で、父の人生を振り返って、まとめて書き残してほしい、という要望で出来上がったのが、この本。この本を書き終わったあと亡くなったので、結果的に遺稿となってしまった。そのおかげで、故郷・越後十日町松之山のこと、父の青春、仕事、生きざま、など父がどんな人生を送ってきたのか、知ることができた。ワタシが小野塚家の23代目だということもこの本で知ったのだ。
母ももう85歳。まだまだ長生きしてほしいが、知らないことがたくさんあるなあ、って思った時に出会ったのがこの本。
「親がいなくなってから「聞いておけばよかった」と思うことはたくさんあります。知っているようで知らない、だけど聞いておきたいこと。本書が、それを親子で話し合うきっかけになればいいな、と思いつくりました」そのエッセンスを紹介しよう。
・親の「お金」「介護」「死」など、どれもこれも、 親が死んでから「ああ、聞いておけばよかった」 と後悔することばかり。本書は、 普段はなかなか話を聞く機会はないが、 親に聞いておきたいことについて、私なりの考えを書いてみた。 時間はありそうで、意外にない。この本が、 親子で話し合うきっかけになれば幸いである。
・親のしてきた「仕事」についてたずねる。
「どこに苦労したのか」「大変な時期はいつだったのか」「 なぜその仕事を選んだのか」
「どこに苦労したのか」「大変な時期はいつだったのか」「
・小さいころの思い出話をしてもらう。
・「戦争体験」を受け継ぐ
・「親の親」や「先祖」に思いを馳せる
・親戚付き合いを確認しておく
・どんな「友人」たちと過ごしてきたか
・アルバムを開いて、写真にメモを残す
・大切にしている「物」のストーリーを聞く
・今の時代、ネット上の遺産も知っておく
・葬儀のことを生前から相談する
・遺品整理の準備をしておく
実家に帰ったときに、母にインタビューして書き残しておこう。オススメです。(・∀・)