「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「親が死ぬまでに聞いておきたい45のこと」(米山公啓)

 

早いもので父が69歳で亡くなって21年。生きていたら90歳かあ……。父と同じくらい生きたとしてあと10年かあ……。感慨深いなあ……。(・∀・)

 

父が亡くなるまえ、弟の要望で、父の人生を振り返って、まとめて書き残してほしい、という要望で出来上がったのが、この本。この本を書き終わったあと亡くなったので、結果的に遺稿となってしまった。そのおかげで、故郷・越後十日町松之山のこと、父の青春、仕事、生きざま、など父がどんな人生を送ってきたのか、知ることができた。ワタシが小野塚家の23代目だということもこの本で知ったのだ。

 

 

母ももう85歳。まだまだ長生きしてほしいが、知らないことがたくさんあるなあ、って思った時に出会ったのがこの本。

 

「親がいなくなってから「聞いておけばよかった」と思うことはたくさんあります。知っているようで知らない、だけど聞いておきたいこと。本書が、それを親子で話し合うきっかけになればいいな、と思いつくりました」そのエッセンスを紹介しよう。

・親の「お金」「介護」「死」など、どれもこれも、親が死んでから「ああ、聞いておけばよかった」と後悔することばかり。本書は、普段はなかなか話を聞く機会はないが、親に聞いておきたいことについて、私なりの考えを書いてみた。時間はありそうで、意外にない。この本が、親子で話し合うきっかけになれば幸いである。
 
親のしてきた「仕事」についてたずねる。

「どこに苦労したのか」「大変な時期はいつだったのか」「なぜその仕事を選んだのか」
 
さいころの思い出話をしてもらう。
 
「戦争体験」を受け継ぐ
 
・「親の親」や「先祖」に思いを馳せる
 
・親戚付き合いを確認しておく
 
・どんな「友人」たちと過ごしてきたか
 
アルバムを開いて、写真にメモを残す
 
大切にしている「物」のストーリーを聞く
 
・今の時代、ネット上の遺産も知っておく
 
・葬儀のことを生前から相談する
 
・遺品整理の準備をしておく
 
実家に帰ったときに、母にインタビューして書き残しておこう。オススメです。(・∀・)