「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「日本国憲法 大阪おばちゃん語訳」(谷口真由美)

 いいなあ。この本。日本国憲法」と「大阪おばちゃん」に組み合わせがサイコー!♪ 

 

ヒョウ柄とアメちゃんを愛する大阪のおばちゃんがもし日本国憲法を読んだらーー。
驚くほど憲法が分かる、抱腹絶倒の”超訳”版。

・戦争は棄てましてん(9条)
・人権ってええもんちゃう?(11条)
・しあわせって何やろか?(13条)
憲法は誰のモン?(99条)など。

はじめから終わりまで、大阪弁のおしゃべり言葉で書かれた本書。子どものガッコのことから夫婦の生活、集団的自衛権から護憲・改憲問題までを「おばちゃん」目線の井戸端会議のノリで解説」その代表的なトコロを紹介しよう。 
 
【1章「戦争」は棄てましてん】
 
憲法変えたらあかんっていうお人たちも変えた方がええっていうお人たちも議論してはるのは9条ですねん。そもそも日本国憲法の「平和主義」は、前文と9条から引き出されるんですけど、知ってはりますか?
 
私らは、ずっと平和がええなって思ってますねんわ。人間っていうのはお互い信頼しあえるって、理想かもしれんけどホンマにそない思ってますねん。せやさかい、他の国のお人たちも同じように平和が好きちゃうかって信じてますねん。そう信じることで、世界の中で私らの安全と生存を確保しようと決めましてん。
 
日本国民は、正義と秩序でなりたってる国際平和を心底大事やと思って追い求めていくで。国とか政府が権限振りかざして戦争はじめたり、武力つかって威嚇したり武力つこたりするっちゅうのは、世界のもめごとを解決するためには永久に棄てましてん。
 
ほんで、さっきの戦争を永久に棄てましてんっていいう目的を達成するためには、軍隊とか戦力は持ちまへんで。ほんで戦争すえる権利は認めまへんで。

 

いいなあ。わかりやすいなあ!♪ このリズム、いいなあ!オススメです。(・∀・)