「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「昼のセント酒」(久住昌之)

昼のセント酒

なんで朝から飲む酒、昼から飲む酒は美味しいんだろう!?そして銭湯の後のビールや酒は、最高っ!!!(・∀・)

 

真っ昼間の、銭湯上がりの生ビール。これに勝てるヤツがいたら連れて来い!
久住昌之氏が提案する「風呂」×「飯」の痛快エッセイ!銭湯でからだを流し、明るいうちから一杯やる「昼のセント酒」「やっぱり昼間、湯に行って、あかるいうちから飲むビールは最強だ。どうしてくれよう」そのエッセンスを紹介しよう。

 
・まだ、日のあるうちに飲む酒は、うまい。当然ながら、からだが夜より元気だからだろう。身も心も、酒を呑んでやろうという、いわば勝ちにいくような酒だ。日のあるうちといえば、昼間の銭湯もいい。開いたばかりの銭湯。天窓から、昼間の光が斜めに入ってきて、そこに湯気がかかっている。となれば、明るいうちに銭湯に行って、明るいうちに酒を飲んだら、どんにか気持ちよくてウマイだろう。サイコー×サイコー。それがつまり、昼のセント酒というわけだ。ではすぐに仕事を切り上げて、大好きな銭湯や、行ったことんのない銭湯に行って、その近所で酒を飲んでしまおう。そうだそうだ。うっしっし。
 
日本人にとって銭湯に行くことは、からだを洗うだけではない。それ以上の意味がある。でなければ、家風呂があるのに、来ない。日本人の銭湯入浴は、実は宗教に近い工藤だと僕は思う。
 
 
「おだやかな町、浜田山「浜の湯」〜居酒屋「かのう」」「銭湯の親玉参り、北千住「大黒湯」〜居酒屋「ほり川」」「生まれ育った土地、三鷹「千代乃湯」〜焼鳥「万平」」「ひと風呂浴びに、銀座「金春湯」〜蕎麦「よし田」」「盗人、寅さん、立会川「日の出湯」〜もつ焼き「鳥勝」」「注文多いよ、北海道「山鼻温泉屯田湯」〜ラーメン居酒屋「勝」」「仕事場の町、吉祥寺「弁天湯」〜ビアホール「キリンシティ」」「ブルースだぜ、寛政町「安善湯」〜焼鳥「一休」」「雨に降られても、浅草「蛇骨湯」〜ダイニングバー「神谷バー」」「思い出溢れる、神保町「梅の湯」〜居酒屋「兵六」」など。
 
いいなあ。最近、銭湯も行っていないなあ。オススメです。(・∀・)

 

昼のセント酒