酒場のギター弾き 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「かあちゃん、調理隊員になる」(渡貫淳子)

 

以前ローソンで発見した、「悪魔のおにぎり」!そのネーミングに惹かれて2回ほど買ったことがある。案外美味いんだよねー!南極観測隊の調理隊員が編み出したなんて知らなかった!(๑>◡<๑)

 

日本から14,000km離れた、世界で一番寒い場所・南極。昭和基地で活躍する観測隊に加わってご飯が作りたい!調理師として、主婦として働いてきた経験を活かして乗り込んだまったくの“異世界”で、献立の工夫を重ねたり、人間関係に涙したり。1年4か月の奮闘の日々を新鮮な驚きを交えて綴る。テレビ出演で一躍有名になった夜食「悪魔のおにぎり」誕生のエピソードや、食材を余さず使いつくす南極流オリジナルレシピも収録」そのエッセンスを紹介しよう。

 

南極地域観測隊は、夏隊越冬隊に分かれる。夏隊は南極の夏にあたる12月中旬から2月中旬までの約2ヶ月間観測活動を行い、越冬隊はそれからさらに冬を超えて1年間観測を続ける。観測系隊員は研究観測や定常観測などを担当し、設営系隊員は基地の設備や生活の維持を担当する。第57次越冬隊は、隊長1名、観測系が12名、設営系が17名。なんと観測をする隊員よりも、人間の生活と基地を維持するための隊員の方が多いのだ。

 

昭和基地は文明社会の縮図のようなもの。日本では当たり前のことが当たり前ではないのだと思い知った。人間一人でできることなんてたかが知れている。自分がやらないことをどれだけの人がやってくれているのか、じゃあその人たちのために自分ができることは何なのか。

 

・いよいよ昭和基地へ。「しらせ」昭和基地に接岸する前に、隊員はヘリコプターで基地に飛ぶ。厳密なルールで、一人100キログラムルール自分の体重+荷物で100キロは、なかなかタイトだ。小柄な人に「何キロ売って」と売買が始まる。

 

唯一お土産として持ち帰ることができるのは南極大陸から流れ出した氷山の氷。その氷を切り出す作業はアイスオペレーションと呼ばれ、観測隊名物の氷山流しそうめんもこのタイミングで行われる。

 

我々の夏の主な仕事は建設現場での土木作業だ。調理師から医師まで電動工具を使い作業を行う。慣れない1日の作業を終えると疲労困憊。しかし沈むことのない太陽がさらにメンタルを脅かす。まさに体に鞭を打つといった日々だった。

 

調理退院は2名体制で交代で厨房に入る。食材は基本、冷凍ものなので当日に準備では解凍が間に合わない。だからメニューも前日にはおおかた決めておく必要があるし、パーティー料理などの場合は、1週間前から食材の準備にかかることもあった。決まった時間に30人分。材料はあるものしかないけれど、原価計算をしなくてもいいし、食べ手の反応がダイレクトに聞けるし、仕事に集中できる環境だった。夕食はメインの料理に小鉢ものが2〜3品、ご飯とお味噌汁はセルフサービス。

 

・調理退院に必要な3つのスキル

 

1 「1年分の食糧を1回で仕入れるスキル」(途中補給なし、2000品目、30トンを超える食糧)


2 自分の専門分野だけでなく、ありとあらゆる料理を作れるスキル

 

3  ケの日だけではなく、ハレの日にも対応できるスキル

 

「くだらないことを全力で」この精神力は必要不可欠。

 

その他、「悪魔のおにぎり」「春夏秋冬イベントごはん」「南極の音」「南極廃人」など。

 

いいなあ。機会があれば、南極いってみたいわー!ワタシだったら「クマのおにぎり」だなー!(笑)オススメです。( ・∇・)