「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「あやうく一生懸命生きるところだった」(ハ・ワン)

昨年夏に入院したときに、看護師さんからたびたびいわれたコトバ、「ガンバらないでください。ムリしないでください。努力しないでください」( ゚д゚)ハッ!
 
そのとき思った。もうガンバるのはやめようと。そんなときに出会ったのがこの本のタイトル!!!いいねえ〜!!!( ・∀・)イイ!!


「こんなに一生懸命生きているのに、自分の人生はなんでこうも冴えないんだ」と、
やりきれない気持ちが限界に達し、40歳を目前にして何のプランもないまま会社を辞め、「一生懸命生きない」と決めた著者」そのエッセンスを紹介しよう。


・そもそも「物語」が好きだ。小説や漫画に限らず、映画も大好きだし、酒の席で誰かが話す物語を聞くのも好き。物語中毒と呼んでもいい。なぜ、そんなに物語が好きなのか。物語は、人生だからだ。物語の中には多様な人生があるだから気になるし、面白い。僕は人生中毒だともいえる。
 
誰にでも、目に見えるもの以上の多くの物語がある。俺の若い頃はな……」で始まるオジサンたちの武勇伝にも、自分の物語を忘れないための悪あがきではないか。今は冴えない自分にも、輝いていた時代があったんだ。俺にも物語があったんだ。こう叫んでいるのではないか。たくさんの物語を知ることは、より多くの理解を得ることにつながる。自分ひとり分の人生では物語が足りない。ゆえに理解も不足する。生き方、世の中、他人を理解できずに苦労する。だから人間は、物語を発明したのかもしれない。なんて素敵な発明なのだろう。
 
「一生懸命」という言葉には、嫌いなことを我慢してやり遂げるという意味が含まれている。つまり、楽しくはないのだ。だから、一生懸命生きるのはつらい。それは我慢の人生だから。同じ人生、どうせなら「一生懸命」より「楽しく」のほうがいい。「天才は努力する者に勝てず、努力する者は楽しむ者に勝てない」なるほど、まさにそうだ。
 
これからは一生懸命頑張る人生は終わりだ。耐えしのぶ人生は十分に生きた。結果のために耐えるだけの生き方じゃダメだ。過程そのものが楽しみなのだ。僕は、今をしっかりと楽しんでいる。
 
ふぅ、あやうく一生懸命生きるところだった。
 

( ゚д゚)ハッ!あやうく「ガンバるところ」だった!!!(笑)楽しく生きよう。超オススメです。(・∀・)