「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「水原勇気0勝3敗11S」(豊福きこう)

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水原勇気0勝3敗11S

水原勇気0勝3敗11S

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われわれ世代は、このタイトルを見たら、手に取らずにはいられないよね。水原勇気っていったら岩田鉄五郎東京メッツの初の女性投手じゃあーりませんか!?(・∀・)
 
ドカベン」「巨人の星」「タイガーマスク等々、名作マンガを全200余りのデータで読み解きます。そしてあの水原勇気は1勝もしていなかった!?」そのエッセンスを紹介しよう。
 
 
テレビのスポーツ番組にマンガ家の水島新司が出演したときのころ、キャスターが「史上最強の打者は誰でしょうかね」と質問をした。すると水島新司、間髪を入れず答えた。やっぱ山田でしょう」「山田?」山田太郎ドカベンです。なにしろ山田は7割5分ですからね。彼を抑えられる投手はいないですよ」
 
打率7割5分。その数字が何を意味し、どれだけの重みを持ち、どれほどリアリティを持ちうるものなのか、そのときはわからなかった。しかし山田の打率を知りたいと思った。マンガで描かれた山田太郎の全打席を網羅して集計し、打率を計算してみたいと思ったのだ。
 
・私は知っている。1球1奪三振1セーブ。並みいる強打者との対決。6試合連続セーブ。この怪記録を発見するに至り私は「アッパレ、水原!!」と感動してしまった。
 
・力石はウェルター級、ジョーはバンタム級両者は六階級の差があるのだ。両クラスの体重のリミットで身長差を出してみると、ウェルター級は174.0センチ、バンタム級は159.5センチ。その身長差はなんと14.5センチ。となると、そのリーチの差はいかんともしがたいのではないのか。
 
星飛雄馬と番場蛮、あなたはどちらが好きですか」人間的にどちらを評価できるかということだ。私は番場蛮だ。あの天衣無縫で豪放磊落(ごうほうらいらく)な性格に非常な魅力と親しみを感じる。実際番場は、ファンはもとよりあの長嶋茂雄からも「蛮ちゃん」と呼ばれかわいがられている。王貞治からも同様である。星はONから呼び捨て。ここで私は思うかべるのが、江川卓西本聖
 
 
「幻に消えた“プロ野球初の女性勝利投手”」「明訓高校はなぜ負けたのか」「矢吹丈「安らかな寝顔」の真実」「“愛の職業”タイガーマスク」「魔球のコストパフォーマンス」など。
 

いいねえ。こういうの大好きだなあ。マジメにマンガを語るっていいなあ。オススメです。(・∀・)

 

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水原勇気0勝3敗11S

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