ワタシは、美術館や博物館が好きなんだよねー! 自分を理解を超えたモノを見て、体験することが好きなんだよねー!♪ (・∀・)
さてこの本。「これまでのような「分析」「論理」「理性」に軸足をおいた経営、いわば「サイエンス重視の意思決定」では、今日のように複雑で不安定な世界においてビジネスの舵取りをすることはできない――「直感」と「感性」の時代――組織開発・リーダー育成を専門とするコーン・フェリー・ヘイグループのパートナーによる、複雑化・不安定化したビジネス社会で勝つための画期的論考!」そのエッセンスを紹介しよう。
・英国のロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)は、 修士号・博士号を授与できる世界で唯一の美術系大学院大学です。 2015年のQS世界大学ランキングでは「アート・ デザイン分野」の世界第一位に選出されており、 資格芸術分野では世界最高の実績と評価を得ている学校と言ってい いでしょう。ちなにみダイソン社の創業者であるジェームス・ ダイソンは、このRCAでプロダクトデザインを学んでいます。
・さて、このRCAが、この数年のあいだ、 企業向けに意外なビジネスを拡大しつつあるのですが、 なんだと思いますか?それは「 グローバル企業の幹部トレーニング」です。 なぜ世界のエリートは「美意識」を鍛えるのか?
1 論理的・理性的な情報処理スキルの限界が露呈しつつある
→ 全体を直覚的に捉える感性と「真・善・美」 が感じられる打ち手を内省的に創出する構想力や創造力が、 求められることになります。
2 世界中の市場が『自己実現的消費』へとお向かいつつある
3 システムの変化にルールの制定が追いつかない状況が発生している 。
→明文化された法律だけを拠り所にせず、自分なりの「真・善・ 美」の感覚、つまり「美意識」 に照らして判断する態度が必要になります。
・経営における美意識
従業員や取引先の心を掴み、ワクワクさせるような「 ビジョンの美意識」
道徳や倫理に基づき、自分たちの行動を律するような「 行動規範の美意識」
自社の強みや弱みに整合する、合理的で効果的な「 経営戦略の美意識」
顧客を魅了するコミュニケーションやプロダクト等の「 表現の美意識」
よおし!エリートになろう!「美意識」を鍛えようっ!オススメです。(・∀・)