「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「世界性生活大全 「愛」と「欲望」と「快楽」の宴」(桐生操)

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タイトルを見て、読みたーい!と思ってもタイトルで、店頭ではなかなか買えないって本があるよね。(笑)Amazonで買えばいいんだけどね。(笑)(・∀・)

 

さてこの本のタイトルもそう。じっくりと時間をかけて読みました。(笑)
「性的興奮を高めるために、足裏くすぐり専門の侍女を雇っていたロシアの歴代の女帝たち。領主が嫁入り前の農家の娘の処女を奪う権利があった中世ヨーロッパの「初夜権」。クレオパトラは“大きな口”という意味シンなあだ名をつけられていたが、それはあるとき100人もの護衛を相手に、フェラチオを行ったという逸話があるから! 花嫁オークション、神殿売春、ペニス・コレクション、試験婚……。古代から現代まで、世界中のセックスにまつわる仰天エピソードが満載」そのダイジェストを紹介しよう。
 
この世に男と女がいる限り、絶対になくならないものがセックス。そして夜のベッドの上は、さまざまな男女のドラマが生まれては消えていく格好の舞台であります。そしてそれが身分高い王侯貴族の性生活なら、なおさらのこと。ちょっとだけでも覗き見てみたい。それが、多くの庶民たちの本音なのではないでしょうか。
 
初夜権=昔のヨーロッパでは「処女」は危険な存在だと信じられていました。処女を犯すとというのは恐ろしい行為だとして、花婿に何も起こらないように、僧侶や花嫁の父が前もって花嫁のショジョを破っておくという風習があったのです。アフリカのロアンゴ海岸に住む種族は、娘が年頃になると全身を晴れ着で包み、集落から集落へと担ぎ回ります。目当ての集落に着くと、娘はそこの広場に日傘をさしてうずくまります。つまり、初夜権の公売です。誰でも決められた代金を払えば、娘と寝ることができたそうです。
 
「娼婦」ルネサンス時代、イタリアで最も売春業の発達したのはヴェネツィアでした。街を訪れる観光客のために、ヴェネツィア娼婦を紹介するガイドブックがありました娼婦の値段や住所はもとより、仲介の女将の名前までのっていたといいますから、便利(?)だったことでしょう。
 
貞操帯」「法律で禁じられたキス」「オナニー」「フェラチオ」「性病」「去勢」「禁欲主義」「姦通裁判」「ナポレオンの浮気」「生娘買い」「結婚指輪の起源」「新婚旅行」「ウェディングドレス」「鹿の苑」「コキュ( 妻を寝取られた男)」「不能裁判」「股袋」「溲瓶(しびん)」「トイレ代わりの穴あき椅子」など。

 

 他人の「夜のハナシ」ってなんでこんなにオモシロイんだろう!(笑)オススメです。(・∀・)♪

 

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