この本は傑作だ!今年読んだ本のベスト3入りは間違いなし!この本で、残念ながら、ワタシは天才でない!ということが判明した!(笑)また、ワタシの人生の中で出会った3人の天才が、なぜ天才なのか!が明確になったっ!!!!
「あなたは凡人?秀才?それとも天才?公開瞬く間に30万pvを超えた人気ブログ
「凡人が、天才を殺すことがある理由。」が、物語となって書籍化!」長文だが、そのエッセンスを紹介しよう。
・「なぜ、この本を書いたのか?」と問われたら、 私はこう答えます。「人の可能性を阻害するものに、 憤りを感じるから」です。 私は誰から新しいことにチャレンジするときに邪魔をしたり、 足を引っ張ったりする人や、ものに対して猛烈な怒りを感じます。 言い換えれば、この本も、次の本も、私が書く作品はずっと、 すべてのプロセスにいる、今挑戦しようとする人に捧げる本、 なのだと思うのです。
・「あなたの才能は何か?」 を理解することは恐ろしく難しいことです。 あなたの才能はなんですか?と聞かれ、 その場でストレートに答えられる人は、 相当時分のことを知り尽くしてる人間だけです。 本書を読み終わる頃には「どうやって、 自分の才能を段階的に高めるのか」「自分の才能を仕事で活かす、 具体的な方法」「 組織が異なる才能をコラボレーションさせる方法」 のヒントが見つかることを約束します。「なぜ、 凡人は天才を殺すことがあるのか」を解き明かしましょう。「 創造性の謎」が解けていきます。
・「犬が愛される要素は3つあるんや。それは、小さくて、 丸くて、ちょっとバカや。赤ん坊、くまモン、 キティちゃんなど全部小さくて、丸くてちょっとバカやろ。『 困ったら、おなかとおちんちん見せとけ』ってな。 つまり犬の才能は愛される余白や」
・人間の才能は3種類ある。
1 天才(創造性)独創的な考えや着眼点を持ち、 人々が思いつかないプロセスで物事を進められる人
2 秀才(再現性)論理的に物事を考え、システムや数字、 秩序を大事にして、堅実に物事を進められる人
3 凡人(共感性)感情やその場の空気を敏感に読み、 相手の反応を予測しながら動ける人
・世の中には天才と呼ばれる人がいる。天才は、 この世界を良くも悪くも、前進させることが多い。だどもな、 彼らは変革の途中で殺されることも多い。それは物理的な意味も、 精神的な意味も含めてや。その理由はほとんど『 コミュニケーションの断絶』によるものや。そんで、これは『 大企業がイノベーションを起こせない理由』と同じ構造や。
・天才は秀才に対して『興味がない』。一方で、 凡人に対しては意外にも『理解してほしい』と思っている。 反対に、凡人→天才への気持ちは、冷たいものや。 凡人は成果を出す前の天才を認知できないから、 できるだけ排斥しようとする傾向にある。 コミュニティの和を乱す異物に見えるんや。この『天才⇔凡人』 の間にある『コミュニケーションの断絶』こsが、 天才を殺す要因だべ。
・凡人には武器がある。 天才を殺すことができるナイフを持っている。そのナイフの名は『 多数決』なんや。
・革新的な事業というのは、既存のKPIでは『 絶対に測れないもの』なんや。それはアートのようなものや。 天才かどうかを、測る指標がないんや。
・凡人はオセロや。オセロゲーム。凡人ってのは、 成果を出す前の天才にはホンマに冷酷や。恐ろしく冷たい。 だども、成果を出した途端、手のひらを返す。すごい!すごい! 天才!って言い出す。やけどな、 この反応こそが天才を二度殺すんだべ。ええか、時代は変わる。 時代が変わるとは、ルールが変わるということや。そして、 天才も、ゲームのルールが変われば失敗をする。間違える。 すると、途端に凡人は意見を変える。あいつは終わった、とな。 さっきまで手放しで褒めていた凡人が、 急に態度を変える様子を見て、天才はさらに孤独を深める。あぁ、 やっぱり自分は世界に理解されないんだな、と。 このとき天才の頭によぎるのは『自殺』や。文学の天才、 芸能の天才、ビジネスの天才でも、 成功した後に死を選ぶ天才がいるやろ。
・天才にとっては、誰かが作ったレールの上で生きていく、 そんなのは朝飯前すぎて面白くない。だから、 天才は新しいレールを自ら敷いて、新しい価値を創りにいく。 それは壮大な『飽きとの闘い』や。大人は『飽きる』 ことに対して、たくさんの対抗策を持っている。遊び、趣味、金、 恋愛とかな。でもな、ちゃうんや、天才が求めているのは『 改善できる余白』しか見えない。だから、指摘するし、作るんや。 彼らが求めるのは、常に飽きを満たしてくれるような、 心が燃えたぎるような『余白』なんや。
・コミュニケーションの断絶を防ぐ際に、活躍する人間がいる。『 アンバサダー』と呼ばれる3人の人たちや。 彼らは二つの才能をかけ合わせた人物や。
「最強の実行者」 → 何をやってもうまくいく『めちゃくちゃ要領の良い』人物や。 ロジックを押し付けるだけではなく、人の気持ちも理解できる。 結果的に一番多くの人の気持を動かせ、 会社ではエースと呼ばれている。そして一番モテる・
「病める天才」→ 一発屋のクリエーター。高いクリエイティビティを持ちつつお、 共感性も持っているため凡人の気持ちもわかる。優しさもある。 ただし『再現性』がないため、ムラが激しい。結果的に、 自殺したり、病むことが多い。 感性が豊かなクリエーター基質な人だろうか。
・天才と秀才と凡人は主語が違う。
1 主語を、人メインで語る人。凡人に多い。
2 主語を、組織やルールなどの、善悪で語る人。秀才に多い。
3 主語を、世界や真理など、超越した何かで語る人。天才に多い。
・天才は物理の世界で生き、秀才は法律の世界で生きる。
・コンプレックスを乗り越えた秀才は、 天才の右腕として偉大な何かを成し遂げる参謀になる。一方で、 コンプレックスを抱え続けた秀才は、天才を密かに殺す『 サイレントキラー』になり得る。サイエンスが持つ『 高い説明能力』を悪用することで生まれる。制度やシステム、 ルールなどを使いながら自ら直接手をかけずに、組織の「創造性」 や「共感性」を殺す存在。
・死を選ぶ天才と、幸せに生き抜く天才。 この二つを分けるものは『共感の神』 と呼ばれる存在が側にいてくれるかどうか、 それにかかってるんや。多くの天才は、 理解されないがゆえに死を選ぶ。だが、この『共感の神』 によって理解され、支えられ、 なんとか世の中にい続けることができる。共感の神は、 人間関係の天才でるため、天才をサポートすることができる。 これ、人間力学から見た『世界が進化していくメカニズム』 なんやわ。
・大企業がイノベーションを起こすために必要なのは『 若くて才能のある人と、根回しおじさん』だ。天才は『創造性』 はあるが、『再現性』や『共感性』は低いから、 普通の人々を説得できない。骨が折れる。だから、 天才がそれを実現するために必要なのは『 若くて才能のある人物を、裏側でサポートする人物』つまり『 共感の神』と呼ばれる人物なんや。
・天才は、共感の神によって支えられ創作活動ができる。 そして天才が生み出したものは、 エリートスーパーマンと秀才によって『再現性』をもたらされ、 最強の実行者を通じて、人々に『共感』されていく。 こうやって世界は進んでいく。これが人間力学から見た『 世界が進化するメカニズム』なんや。
・大人が使う言葉はほとんど『他人がつくった言葉』なんや。 利益とか、会社とか、マーケティングとか、 こんな言葉はそもそも、 この世には存在してない感情や会社や組織、国家という『幻想』 が作り出した、便利な言葉なんや。でもな、 人の心を動かせるのは、魂を揺さぶる、自分の腹から出た言葉や。 そして『便利な言葉』は、秀才の武器や。でもな、『自らの言葉』 は、凡人の武器なんや。凡人こそが、抜くことが許された、 最強の剣なんや。ええか、他人の言葉を捨て、『自らの言葉』 という最強の武器を持て。それこそが最強の武器を持て。 それこそが君の才能を開花させるんや。
・凡人が「最強の武器」を手にするためにの二つの方法
1 他人の言葉をデトックスすること
2 白状すること
・どんな才能を持った人でも、それを表現する『武器』 がなければ、世の中に伝える方法がない。たとえば、 画家にとっての筆や、音楽家にとっての楽器や。 そして超一流の人は必ずと言っていいほど、自分にとっての『 ベストな武器』を持っている。武器には組み合わせがある。
「創造性と相性のいい武器」:アート、起業、エンジニアリング、 文学、音楽、エンターテインメント
「再現性と相性のいい武器」:サイエンス、組織、ルール、 マネジメント、数字、編集、書面、法律
そしてこの『武器』を理解している人は、場面に応じて『 どの武器を組み合わせるか』を選ぶ早熟の天才というのは、 早い段階『自分に合う武器』を見つけた人なんや。
うーん……実に深いっ!この時期にこのタイミングでこの書籍に出会ったことも何か意味がありそうだ!ストレスマネジメントにも使え、人間関係改善にも使える。超オススメです!(・∀・)♪