小野塚テル、あらため「オニ塚テル」でございます!(笑) 「オニツカタイガー」というブランドもあるよね。ワタシは「オノヅカニャンコ」だけど。(笑)
さて、この本。世にも珍しいオニの図鑑!「お祭りに出てくるオニ、伝説・伝承のオニ、あれもオニ!!これもオニ!?メジャーなオニから、ユニークなオニまで、 都道府県別に勢ぞろいしたいままでなかったオニの図鑑。日本人にとって身近なオニを知ることで、日本の歴史・祭事も学べる一冊」そのエッセンスを紹介しよう。
・「鬼」とは和名「おに」、隠れて姿を見せないモノであると、 日本最初の辞典「和名類聚抄」(平安時代)にあるとおり、 鬼は本来角がある訳でこわいでもない、 もっと広いイメージのものなのです。節分のオニも、 春くるオニも、オニのようなナニカも、 日本全国にはいろいろなオニがいます。今回、そんなオニ( のような存在も含む)の一部を紹介してみたいです。
・青森。オオヒト伝説とは岩木山に住むオニ(オオヒト)が、 村人のために用水路を作ったという伝説です。鬼沢(地名)、 や鬼神社、鬼の土俵など、 この周辺にはオニに関わるモノが残っています。 ここでのオニは神・良い・やさしい存在です。ですから、 鬼神社のオニという文字は、実は点がつきません。角がない、 良いオニということですね。 鬼沢のみなさんは節分の日に豆をまかないそうですヨ。
・折口信夫先生によると「オは大きい意。 二は神事に関係するものを示す語。オニは神ではなく、 神を擁護するもの巨大な精霊、山からくる不思議な巨人をいい、 オホビト(大人)」のこと」。 オニは神になった人間という意味もある、ともいえます。
「泣いた赤鬼」の青鬼は、その後、四国にいたとは!知らなかった!鬼ファン(?)にオススメです!(・∀・)♪