早いもので、あと今年も数日だね。笑って過ごしたいよね。(・∀・)
さて、この本で笑おう。「地政学的にもイデオロギー的にも揺るぎない超大国アメリカ。内政でも、深刻な人種差別、異様な銃社会、肥満大国など数多くの問題を抱えている。アメリカの病根は深い。内憂外患の唯一の超大国を揶揄した傑作ジョークに的確な解説を交えて「病めるアメリカ」の核心を衝く」
「アメリカンドリーム」
「嘘つきオリンピック」
世界初のウソつきオリンピックが開催された。世界中の民族が集まり、 互いに自慢の嘘を披露して競い合うのである。 しかしアメリカ人だけは参加していなかった。 大会委員長がその訳をブッシュ大統領に電話で聞いた。「 どうしてアメリカはこの大会に参加しないのですか?」 ブッシュは言った。「 私たちアメリカ人はいつだって正直さを愛する国民です。 嘘は大嫌いなんです」数日後、 ホワイトハウスに金メダルと表彰状が届いた。
「天国の野球」
ブッシュ大統領は野球好きである。 死んだ後の天国でも野球ができるのか不安だった。 そこで父ブッシュにもし先に亡くなった時は、 あの世に野球があるかどうかを知らせてくれるように頼んだ。 数年後、父ブッシュが死んだ。 ブッシュは父からの連絡を今か今かと待ち構えていたが、ある晩、 ようやく父親が枕元に立った。父は息子に言った。「 いいニュースと悪いニュースがある。どちらから話そうか?」「 ではいいニュースからお願いします」「いいニュースというのは、 天国には野球があるということだ。しっかりとしたリーグがあり、 盛んに行われているぞ」「すばらしい!それは最高のニュースだ! で、悪いニュースとは?」「うむ。 明日の予告先発がお前になっている」
「名セールスマン」
アラビア半島の砂漠に住む部族の族長が、 初めてアメリカに行った。数週間後、 帰ってきた部族にみんなが聞いた。「 アメリカで何に一番感心しましたか?」「セールスマンだね」「 セールスマン?いったいどうしてですか?」「 アメリカ人というのは実に口がうまい」 彼は傍らのスキー板を撫でながらそう答えた。
「人間の矛盾」
人間とはしばしば矛盾を冒す生き物である。 それはアメリカ人が住む家を見れば一目瞭然である。 そこにはダイエットのためのルームランナーやバーベル、 室内用自転車等が並んでいるが、 その向こうは高さ2メートルほどの巨大な冷蔵庫が置いてあるのだ 。
「地獄の一週間」
ある男が死んで地獄へと送られた。 彼は絶望に打ちひしがれていたが、 そこにサタンがやってきて言った。「どうした新入り? そんなに暗い顔をして?」「当然ですよ。 これから地獄で生活しなくちゃならないんなんて」「 しかし地獄もそんなに悪いところじゃないぞ。 おまえは煙草を吸うか?」「ええ、好きですがね」「 なら月曜日は楽しめるだろう。月曜日は一日中煙草を数日だ。 銘柄も何でも揃っている。 しかも健康に気を使う必要もないからいくだたって吸える。 なんたってもう死んでいるんだからな」「それは楽しそうだ!」「 で、おまえは酒の方はどうだ?」「もちろん好きです」「 なら火曜日も楽しめるだろう。火曜は一日中酒を飲む日だ。 世界中のありとあらゆる酒が揃っている。 しかも健康に気を使う必要もないからいくらだって飲める。 なんたってもう死んでいるんだからな」「そいつはすばらしい!」 「で、おまえギャンブルはやるか?」「もう目がなくて」「 なら水曜日も楽しめるだろう。 水曜は一日中ギャンブルをやる日だ。ポーカー、ルーレット、 競馬と何でもできるぜ。 一文無しになったって気にすることはない。 なんたってもう死んでいるんだからな」「信じられない!」「で、 おまえドラッグは行けるか?」「そ、そりゃもちろん。しかし、 まさか?」「なら木曜日も楽しめるだろう。 木曜は一日中ドラッグをやる日だ。 どんなドラッグだって自由にできるえ。警察に怯える必要もない。 なんたってもう死んでいるんだからな」「 こんなに地獄がいい場所だなんて知らなかった! 最高じゃないですか!」「で、おまえゲイか?」「い、いや、 違いますが」サタンは顔をしかめて言った。「 じゃあ金曜日は気に入らんだろうな……」
「米粒の数」
ある男が海外に一年間、単身赴任することに決まった。 男は妻に言った。「僕たちは一年間離れ離れとなる。でも、 僕は正直に言って一年間も浮気をせずに過ごす自信がない」 妻が答えた「あなたが浮気をするというなら私だってするわ」「 よし、それでいい。それが平等というものさ」 二人は話し合って浮気をして誰かと関係を持つたびに、 米粒を一粒ずつ袋に入れるという約束をした。 何回間違いを起こしたかをきちんと数えておくためだ。一年後、 男が海外から戻ってきた。「これが僕の米粒だよ」 彼はそう言って小さな袋を差し出した。 中には米粒が十五粒ほど入っていた。「 では今度はおまえの袋も見せてくれ」 妻が差し出した袋には五粒しか入っていなかった。「 意外と少ないね」男はそう言って続けた。「なんだか悪かったな。 僕の方が随分と多かったみたいで」「気にしないで。大丈夫よ」 妻は言った。「この一年でチャーハンを五回ほど作ったから」
「服の色」
牧師が結婚式で列席者に向かって話をしていた。「 皆さんは花嫁が白い服を着ているのはなぜだか知っていますか? 白は幸福を象徴する色です。純潔のシンボルです。 彼女にとって最も喜ばしい日に最適な色なのです」 それを聞いた列席者の一人が手を挙げてこう聞いた。「 ではなぜ花婿は黒い服を着ているんです?」
「新発明」
アメリカのある大学病院の産婦人科医が、新しい機械を発明した。 それは出産時の母親の痛みを父親に分けることができるという画期 的な最新マシンだった。つまり、出産時の痛みを100% とすると、そのツマミの調節によって例えば30% を父親が肩代わりできるというようなことが可能になるのだった。 医者はこれから出産に臨む夫婦に言った。「 それではまず父親側の負担を10%、母親側の負担を90% でやってみましょう」医者は正直なところ、 これでも父親が耐えられるかどうか不安だった。しかし、 父親はなんともないようだった。「では父親側の負担を30% に上げようと思います」医者はツマミを回した。しかし、 父親はまったく平気なようだった。医者は続いて50% で試してみた。しかし、やはり父親は大丈夫だった。結局、 最後には100%父親側の負担にしてみたが、 それでも父親が痛みを訴えることはなかった。 おかげで母親はまったくの無痛で出産することができたのである。 夫婦は大変喜んで医者に何度もお礼を言った。数日後、 その母親が退院して自宅へ帰ると、 隣の家では葬式が行われていた。聞けば、先日、 そこの旦那が突然烈しい腹痛を訴え、 謎の悶絶死を遂げたのだという。
いいねえ!このジョーク!やっぱりアメリカはスゴい。このユーモアセンスを学ばなきゃ!オススメです!(・∀・)