今年は由伸ジャイアンツ、イケるンんじゃない!?このままの好調でいってほしいなあ。(・∀・)
さてこの本。元読売巨人軍代表の清武英利氏でなければ書けなかった内容だね。巨人軍再建の陰に「言葉の力」あり。球団代表だから書けた、原監督、コーチ陣、ベテラン選手たちの「叱る技術」とは!?そのエッセンスを紹介しよう。
原辰徳監督「どんな強気に見える選手で弱いものです。強気と弱気と、すれすれのところで選手は、勝負の世界に生きているんですよ」
原辰徳監督→上原浩治に「上原、おれには弱音を吐いてもいいんだぞ」
岡崎郁二軍監督「今日の負けにどう対処するか。方法は二つある。もう野球をやめてしまうか。練習して力をつけるか。それしかない」
東尾修監督→デニー友利に「お前の球威があれば、コントロールなんかどうでもいいよ。ボールなんかどこに行ってもいいから、思いっ切り腕を振って投げろ。フォアボールを出したり、ホームランを打たれたりしてもいいから腕を振れ」
木村拓也→坂本勇人に「お前は巨人を背負って立つ選手になる。本塁打を打つこともあれば、エラーをすることもあるんだ。その度に一喜一憂してはいけない。みんなが見ているよ」
川上哲治「成功するためには、一心不乱で事に「なりきり」やりとげること、結果にとらわれずやること、仕事にも勝負にも大局に立ち「私情」を入れぬことだと、大正力に教えられたことを忘れません」
松木謙治郎→吉田義男に「もう一つエラーしてみろ。何を恐れている。もう一つエラーしてみろ」
原貢監督→原辰徳に「布団の中で考えるな。思案するなら、きちんと起きて考えろ」
福留孝介「僕が後輩を教えるときは、彼がもう僕に追いつけないと思ったときです」
仰木彬監督「根性論では若い連中はついてきません。若い世代が求めているのは、納得できる、すぐ役立つ情報なんですよ。教えるということは、その個性に合わせて具体的でなければ、かえってやる気を失わせる」
野球がまた楽しくなるね。オススメです。(・∀・)