「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「生命の星の条件を探る」(阿部豊)

    


生命の星の条件を探る


誰でも一度は考えたことのあるテーマ「地球以外に生命の星はあるのか」?果たしてその答えは…!?


この本が教えてくれるっ!!!スゴイっ!!!(・∀・)


「水」「地面が動くこと」「大陸」「酸素」「海惑星と陸惑星」「惑星の巨大衝突」「大気と水の保持」「大きさ」「軌道と自転と他惑星」「恒星」「ドレイクの方程式」を超えて」というテーマで考察。さてその結論は?そのエッセンスを紹介しよう。


夜空を見上げ「あの星のどれかに、我々と同じような生き物がいるだろうか」と想像したことが、誰にでもることでしょう。私もそうでした。私の研究は、惑星システム物理学。具体的には地球型惑星の多様性の起源と生存可能性の形成条件」をテーマとして、惑星進化と惑星大気、惑星気候などを研究しています。「はたして地球は、特別な奇跡の星なのか?それとも広い宇宙の中では、ありふれた星にすぎないのか」「地球以外のどこかに、生き物がいる星はあるのだろうか」という問いに答えようというのが課題です。


・地球上にこれまで起こったことを理解してきた歴史というのは、思いもかけない激しい現象が過去にあった事実がどんどんわかってきた歴史です。地球科学の発展史というのは、さかのぼって調べるほど、想像もできないようなとんでもない現象が起こりえた、ということがわかってきた歴史なんです。


・「生命が存在するための条件」の中で最も重要なものは何だと思われますか。結論から言うと、私自身は「液体の水があること」だと考えています。地球上の生物は一生のうちのどこかでは必ず水を必要としています。たとえば水がなくても死なない生物はいますが、増殖・繁殖することはできません。


・人間を含む地球の生命は、食べ物や酸素などの物質を体内に取り入れ、体内に循環する水分と一緒に運び、水溶液の中で起こる化学反応によってエネルギーに変えて活動し、余った老廃物を水分と一緒に排出します。ということは、物質を出入りさせる「媒体」も必要なわけですが、この媒体の状態は液体がベストです。液体が必要なのはいいとして、それが「水」でないといけないのはなぜでしょう?生命が水を選んでいるわけが何らかあるはずです。〜 中略 〜


なるほど!そうだったのかー!水ってスゴイなんだねえ。7割が水の地球。感謝だねえ!オススメです。(・∀・)


    


生命の星の条件を探る