「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか」(黄文雄)

台湾人の黄文雄氏の本は実に考えさせられる。この本もそうだ。「中国人の6割が中国人をやめたいと思っている?古代から中国人は日本を理想と思っていた?韓国人は日本人よりも中国人が嫌い?韓流の歴史ドラマは見栄っ張りのウソだらけ?日本人に教えたい中国人、韓国人の不都合な真実そのエッセンスを紹介しよう。


・私は、日本と中国・日本の違いを聞かれた時には、前者が「誠」の文化であるのに対し、後者は「詐」の文化であるといつも即答する。日中韓の違いはこの一字だけで言い表せる。これは私の長い観察からの結論である。


・中国人の言行パターンは、「詐・盗・争・私・汚」であり、日本人は、「誠・施・和・公・浄」である。


日本人にとって中国人といえば「傲慢だ」「信用できない」「絶対に謝らない」「自分の主張が絶対に正しいと言って譲らない」といったイメージがあるだろう。それは中華思想に原因がある。「中国こそが世界の中心であり、それ以外は野蛮な国である」という考えである。「自分こそ無謬(むびゅう)、自分に同調しないものは、すべて誤りだ」という考えこそ、中華思想そのものだ。


中国人はきわめて自己中心的で、まとまることがない。実際に国民革命の父孫文は、中国人を「バラバラの砂」と表現している。


・2006年に中国の大手ポータルサイト「網易」「生まれ変わっても中国人になりたいか?」という質問で、回答者約12,000人のうち64%、およそ3人に2人が「なりたくない」と答え「ブタになっても、中国人だけにはなりたくない」と答えた人もいる。ちなみにこのサイトの編集者は、その後突然解雇されたという。


中国人の性格は、個人主義で上昇志向が強い。だから、中国社会では権力闘争が日常茶飯事である。つねに誰かを蹴落とし、自分が上になることを目指す。中国人が他人を信用しない理由はここにもある


世界中どこへ行っても中華街があるが、韓国にだけはなかったということを自慢する韓国人も少なくない。しかし、それは韓国では在住華人への迫害がひどく、世界中どこでも生きていけるはずの中国人でさえ韓国では暮らせなかったからである。


世界のニセモノの80%は中国から来ている。その次は韓国である。量と数からすれば、そこが「大」と「小」の差だけだった。中国のパクリが「強盗」でるならば、韓国のそれは「泥棒か窃盗」である。しかも「スリ」くらい巧妙である。そこにも「大」と「小」との差がある。


第二次世界大戦終戦からすでに60年以上も経っている。それでも韓国は、日本に対して「反日」をやめようとしない。いや、やめられないのだ。今でも「過去」にこだわり「恨(ハン)」の意識が強い。しかも、「歴史」になるとすぐ「加害」と「被害」を強調し、それが史観になっている。日本人に対して、自分たちはいつも「被害者」と思い込み、今でも「過去」と「被害」のみが韓国人の反日の主な理由になっている。


・2008年に四川大地震が起きた際に、がれきの下から発見された中国人犠牲者に日本の救助隊が黙祷を捧げている写真は、中国社会に大きな衝撃を与えた。手抜き工事で多くの建物が崩壊した現実と、日本人の誠実さの対比が、あまりに強烈だったからだ。



・人を助けないのはまだいいほうで、中国では「幸災楽禍(シンツァイラーフォー)」が社会風潮となっている。他人の不幸を楽しむということである。他人への同情心やいたわりどころか、「みんな死ね、オレだけ生きる」という考えが、長い歴史伝統を経て国民性となっている。林語堂は「中国人は人類のクズ(敗類(パイレイ))と言った。」


日本文明のみが唯一、地球文明になりうるのはなぜか。そこには西洋文明などが持たない二つの特性の存在がある。その一つは、原始神道神仏習合に代表される「習合の原理」である。神代からすえに八百万の神はいかなる外来の神も排除しなかった。東洋文明も西洋文明も取り入れるから「衝突」はない神道の共生の思想と仏教の衆生の思想、そして文化に寛容な日本の風土が、多元的文化を容認する土台となったのである。


もう一つが、島という地政学的条件からくる「限定空間の原理」である。はるか縄文時代から限定空間でつちかわれてきた人間と自然の調和こそ、宇宙船地球号たる地球文明の雛形となる。日本の縄文文明と江戸文明は、これからの人類の共存、人間と自然との調和、共生、そして資源と環境の問題におけるモデルとなる。日本的は人間観、社会観、自然観は、漫画、アニメ、カラオケ、日本食などのサブカルチャーポップカルチャー(大衆文化)のみならず、省エネやエコといった制度や発想のソフト面も含めて、着実に世界に広がりつつある。


そうだったのかあ…。私たちは自虐的にならないで歴史をしっかり見つめるべきだね。オススメです。(・∀・)