一日一冊一感動!小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

タイトルは、『一日一冊一感動!小野塚テルの感動の仕入れ!』日記。 毎日の読書、映画、グルメ、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。(ときどき「酒場のギター弾き」「B級グルメ」も紹介します)

「誕生日を知らない女の子 虐待ーその後の子どもたち」(黒川祥子)

衝撃的なタイトルの本。これが真実だとは、実にショックだっ…!?

2012年度に全国の児童相談所が対応した児童虐待の相談件数は6万件を突破、過去最多を記録した。2011年度、虐待により死亡した子どもは99人、そのうち、心中を除く数が58人。虐待の末に多くの子どもが殺されているというも紛れもない事実だ。重症の子どもとは?入院患者はどんな状態になっているのか。そのエッセンスを紹介しよう。


【美由 ー 壁になっていた女の子】


「あのね、しょうこさん、あたしね、7月10日生まれなのを、五歳まで知らなかったんだ」目の前に、脈絡もなくぽいっと投げ出されたその言葉。発せれた声の軽やかさと、訴えようとしている内容のギャップに「えっ?」と瞬間、固まってしまう。子どもにとって誕生日とは、「生まれてきてくれてありがとう」と親や周囲から祝福される日だというのに…


虐待を受けた子どもたちが抑え込んでいた怒りは、保護されて安心や安全を感じるようになることで、次第に表に出てきます。本来、その怒りは虐待をした親に向けられるべきなのでしょうが、子どもにとってそれは危険極まりないことです。親を攻撃すれば、もっと激しく親を怒らせてしまい、仕返しをされるのがわかっているので、怖くてできない。そして、そのやり場のない怒りは、優しく保護してくれる人たちに向ってしまうのです。


虐待を受けた子どもは、とにかう問題行動をひっきりなしに起こす。そして自身の弱さが外に出て、イライラが募ると暴れてしまう。つまり、虐待的な対人関係を繰り返すのです。


その他、「代理ミュンヒハウゼン症候群ってこんなことがあるんだね。実に申告な問題だね、なんとかしなければ。オススメです。