「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜一流の男たちに教わろう!…『大人の作法』(山本益博)

大人の作法 (ベスト新書)

大人の作法 (ベスト新書)

料理評論家の山本益博氏。25年以上前に、『東京味のグランプリ』という本には大変お世話になった。


今のようにインターネットがなかった時代に美味しいお店を探すのはガイドブックしかなかったのた。…といっても、ラーメンの欄しかみなかったけどね。(^^ゞ


当時、山本氏が三ツ星をつけたラーメン屋さんが春木屋荻窪)、『丸福』荻窪)、『喜楽』(渋谷)の三店だけだった。どれだけ通ったことか!


さて、この本は、一流の男たちに教わるオトナの作法。「日本人に必要なのは「師」の存在である。経験に裏付けられた言葉の、確かな説得力。堂々たる立ち居振る舞いの、美しさ。それら、本物の男たちから受け継いだものを、「師匠」なき時代の日本に贈る----。」そのエッセンスを紹介しよう。



・大人の男が、その「言葉」と「立ち居振る舞い」を最も試される場所はどこか。それは食事の場面ではないでしょうか。ただ「おいしいものを食べる」だけなら、お金さえ払えば誰にでもできます。しかし、出されたものを「おいしく食べる」には、お金以外の感性、見識、そして経験が必要です。本書では、わたしが数々の師から学んできた「おいしく食べる」極意についても、なるべく具体的に紹介していくつもりです。



・私は、食事には次の三つが含まれていると考えます。


1 挨拶

2 マナー

3 コミュニケーション


・私自身、初めての割烹店に行くときには、その店でいちばん安いコースを注文します。その店の料理に対する姿勢を知るには、基本のコースを食べてみるのがいちばんだと思うからです。これは寿司も同じで、ひとまず「並」を頼んでみるのです。


・料理に合うワインをどうリクエストするか?「いま選んだ料理を邪魔しない、手頃なワインをお願いします」といえば、まず高いものを勧められる心配もないでしょう。経験上、ワインリストの下からニ、三番目あたり、まで、またはワインリスト載っていない「隠し球」を勧められることがほとんどです。


その他、「わたしを育てた師匠たち」、「男の品性は食に表れる」、「おいしく食べる寿司の作法」、「いつも最高のお客であれ」…。…もっと大人になりたいー!!!(^<^)


山本益博 オフィシャルサイト
http://msh.weblogs.jp/