「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜名作中の名作!…『まんが道』(藤子不二雄Ⓐ)

まんが道 (1) (中公文庫―コミック版)

まんが道 (1) (中公文庫―コミック版)

数々の名作漫画を生み出した、藤子不二雄のお二人。(^-^*)/

二人の中ではどちらが好き?私はドラえもん」「パーマンの作者の藤子・F・不二雄藤本弘氏よりも、プロゴルファー猿」「笑ウせえるすまん」「魔太郎がくる!」藤子不二雄Ⓐ(安孫子素雄氏の方が好きだなあ。
そして藤子氏の自叙伝ともいうべき漫画がこの本。ずっと前に読んだのだが、読み返してみるとまた新たな感動!!!


いろんな道がある……楽な道、けわしい道、のぼり道、くだり道、人の一生は、旅人が、初めて通る道を行くようなものだ……。


ひとりの少年が、一本の位置を進もうとしている……その道は……まんが道!!!そしてその少年の名は、満賀道雄安孫子素雄)、そして盟友・才野茂藤本弘)と出会う。


「おれのこれからの道はまんが家への道なんだ。今の日本は戦争に負けたために ただただ 食べて生きていくだけで せいいっぱいだだが 人間は ただ食べて生きていくだけでは満足しなくなる…そのうち 食べものに不自由しなくなると きっと 人びとは娯楽をもとめるようになる…
そのとき 必要とされるのが 映画や小説や……そしてまんがなんだ!おれはその日をめざして まんが家になるため がんばるつもりだ」


男と男の友情、夢に向かう姿、手塚治虫への憧れ、挫折と誤解、初恋…読むたびに惹きつけられる。一気に読んでしまう。個人的には連続ドラマにして欲しいなあ。名作中の名作!座右の書としたい。オススメです。



まんが道に見る藤子不二雄

http://www2u.biglobe.ne.jp/~comefx99/masai.htm

BOOK〜漫画史に残る隠れた名作!…『少年時代』(藤子不二雄A
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20101103