- 作者: 島田紳助
- 出版社/メーカー: KTC中央出版
- 発売日: 2004/10/01
- メディア: 単行本
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『ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する』
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20080620
昔の恋の話、仕事という夢を追う、去りゆく友、ここにいる友、などなど島田紳助の本音メッセージをつづる、書き下ろしエッセイがコレ。結構深イイよ!ツボとコツを紹介しよう。
・模型の飛行機を飛ばすとき、風というものを知りました。飛行機がうまくできても、風がダメなら、飛ばないこともあります。
たとえ、うまくできて、風もよくて、ぐんぐん飛んでいっても、どこかの家の屋根に乗っかって、飛行機自体を失ってしまうこともあるのです。でもそれを、風のせいだけにしてはいけません。
飛行機が飛ぶためには、まずいい飛行機を作る努力です。そして、風を知り、風を考えなくてはいけません。
風を知り、風を考える……。いえ。、ちがいます。風を感じるのです。生きていくのに、一番大切なのは風なのです。風とはロマンチックな言葉に聞こえるかもしれませんんが、生きていくうえでは風がすべてなのです。
風は目には見えません。でも肌で感じることができます。時代の流れのなかに、必ず風が吹いています。その風をどう感じることができるか。それを感じる感性こそが、幸せへの大切な一歩だと思います。
・恋愛
恋は、人を好きになったときに始まっている。
うまくいったか、いかなかったかは、単なる結果である。
恋愛は二人称ではなく、一人称である。
・クリアする人生
人生はゲームである。
「プレステ」と同じように、人生はゲームで、
簡単にクリアする人生はつまらない。
あえて複雑な道を選び、それを乗り越えたとき、
人は生きている喜びを感じるものである。
・心を動かす
両手両足は動く。
人は、右手を動かそうと思えば、右手が動く。
左手を動かそうと思えば、左手が動く。
しかし、自分の心だけは自由に動かない。
もし、自由に動いたとすれば、悲しみを軽くできるし、
殺伐さをやわらげることすらできる。
少しずつ、心を動かず訓練をしよう。
そして、少しずつ苦しみをやわらげ、
幸せの道を切り開いていくべきである。
特に『信号を渡りきるまでの恋』たった15秒の恋のハナシはとっても共感した!私にもそんな経験があるなあ!(^◇^)