いや〜!知らなかったなあ……こんな本があったなんて……ふとしたことから森永卓郎さんの著書とか発言でこのことを知って、この青山透子さんの本を読んだら、どう考えてもブラックに近いグレーじゃん!!!!
「墜落現場の特定と救助はなぜ遅れたのか。目撃された戦闘機の追尾と赤い物体。仲間を失った元客室乗務員が執念で解き明かす渾身のノンフィクション。真相究明に一石を投じる渾身のノンフィクション!当時、生存者の一人である日航客室乗務員落合由美さんの同僚であった著者は、この「事故」に今なお疑問を抱き、数々の目撃者の証言をもとに真相に迫っていく。前著からさらに探査の精度が深まり、頁をめくるごとに次々と新事実が明らかになっていく迫真の展開力で一気読み必至!」そのエッセンスを紹介しよう。
・このように不審な点が多すぎる。この事故が、実は「事件」だったのではないかと疑念を抱いている方は非常に多い。それはなぜなのだろうか……。何十年経っても、それぞれの人たちがそれぞれの場で見たあの日の光景が目に浮かぶからだ。そしてその無念さを心から感じるからである。
・元運輸大臣の山下徳夫氏は、普通の人の好いおじいちゃん、という感じだった。ただ一つ、確実に言えることは、事故原因が違うのではないだろうかという話に対して。「とんでもない」とか「それは嘘だろう」「これ以上は調べないほうがよい」などというようなリアクションは一切なかったことである。私が話すことを、さもありなん、という顔で聞いてくださったことはとても不思議であった。
別れ際の一言。「あのね、日本は何でもアメリカの言いなりだからね。遺族が再調査を望むのであれがぜひすべきだと思う」これがどういうことを意味するのかはわからないが、この言葉は山下氏の良心から出た五百二十名へのメッセージだったと確信する。
・「遺体に口あり」を私たちは決して忘れてはならない
・どうすれば、間違ったことを正して勇気をもって公にできるのだろうか。
・あの日、まだ日の明るいうち、墜落前の日航123人を追尾するファントム二機を目撃した人がいる事実。
墜落現場付近の人に目撃された真っ赤な飛行機の存在。
検死した医師たちが見た、凄惨な遺体状況や炭化した遺体への疑問
さらにいまだに引き揚げようとしない改定に沈んだままの機体の残骸。
これらの点をつなぎ合わせていくと見えてくるものがある。それが私たちに大きなメッセージを持って伝えようとしているのである。そしていまだに事故原因や救助活動に納得できない人たちがいるのだ。
読みながら、↓ この本を思い出した。「死体は語る」し「死体に口あり」だよね。
これは、徹底追求してほしいよね。国民投票して真相究明してほしい。超オススメです。