梶原一騎の『侍ジャイアンツ』が連載、放映されていた1971(昭和46年)年〜73(昭和48)年頃、川上監督が「サムライがほしい」というセリフ、いまで立派に通用するよね。50年以上経っているのに。(・∀・)
「日本人には武士道よりオバサン道!ベストセラー作家の養老孟司氏と、分析の鋭さと批評性では右に出る者がないと言われるテリー伊藤氏が真正面からぶつかり、「幸せに生きるための答え」を探り合い、導いた結論は意外なものだった。“癒し”を超え、人生と世界をガラッと明るくする手引きがここにある」そのエッセンスを紹介しよう。
・養老先生と私には、かねてから共通の心配のタネがあった。 それは「ニッポンの女はやたらに元気だが、男には元気がない」 ということだった。その処方箋を見つけて、 ニッポンを再生させようと。そんなことを考えていたら「 男に元気がないのは、 ニッポンにサムライがいなくなったせいじゃないか。だったら、 サムライを復権させるべきだ」という話になった。
・(養老先生の教え)「人間の脳や体のためには、 人間が作ったものではないものを毎日10分でいいから見つめると いい」ということだ。とくに女の子とを口説くとき、「 月や星とか、木や草や花とか、海や川とか、 そういう自然のものを毎日10分でもいいから見つめてごらん…… 」そう話すだけで、成功率はグッとアップするのだ。
・(養老)僕がいまの人たちに言いたいのは、 勉強とかなんとか言う前に、「とにかく、体を使え」 ってことだね。要するに「作業しろ」っていうこと。
・(養老)男の働き場っていうのは、もともと、いざというとき、 つまり有事なんです。天災も人災も含めて災害救助とかね。 東南アジアの田舎なんかに行くとよくわかるけど、 男なんて働いてないよ。昼間、働いているのは、 ほとんど女ですよ。男が何をしているのかというと、 ブラブラしてタバコ吸って、たむろしてしゃべっている。 要するに特定の時期、 わーっと働かなきゃいけないときだけ男が働く。あれを見てると、 昔は日本もそうだったんじゃないかという気がするんだよ。
・(養老)僕、本なんて机の上で読んだことがないよ。 ほとんど電車の中でしか読まないもの。原稿を書くのだけは、 しょうがないからじっと座ってやっていますけどね。
・(養老)僕らの頃にもイジメはありましたよ。 だけど世界がひとつじゃないから救いがあった。 少なくとも人生が4つあったわけ。 人間の世界の良いことと悪いこと、 自然の世界の良いことと悪いこと。この4つです。その中で、 イジメっていうのは人間世界の悪い部分でしょ。 4つのpうちのひとつが辛くても、 残り3つあるから逃げ場所があった。
・(養老)個性っていうのは治らないから。治ったら、 それは本当の個性じゃないんだよ。
・(養老)生きがいというのは、 それを探しているときに見つかるものですよ。「 私の生きがいって何かしら?」なんて考えること自体、 生きがいがないんだ。
やっぱり女性の生命力はスゴイよねー!オトコはタジタジになるわー!(笑)オススメです。(・∀・)♪