「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「無敵の独学術」(ひろゆき)

ワタシは、塾とか、習いごとってほとんどしたことはない。そろばんは小学校のときに途中で辞めたし、中学の頃の塾のみ。高校のときは塾も、予備校も、夏期講習もいったとがない。唯一「大学受験ラジオ講座(ラ講)」のみで、独学。資格も、FP(ファイナンシャルプランナー)、簿記、危険物取扱者とかいろいろ持っているけど、すべて独学。あれっ?ワタシって独学が好きなのかな!?(・∀・)
 
さて、この本。「現在一大ブームとなっている「独学」をテーマに、2ちゃんねる」の生みの親が、唯一無二の教養術を縦横無尽に語り尽くす。自ら、独学でプログラミングや外国語などを習得した経験をもつひろゆき氏が語る、最短ルートで結果を出すための、コスパ最強」の勉強法!」そのエッセンスを紹介しよう。
 
・あるニュースで【いちばん信頼している/参考にしているインフルエンサーは「ひろゆき」が2位】だったらしいです。「ありがたいな」と思いつつつも、「なんとも複雑」というの率直な感想だったりします。とうのも、僕は適当に自分の考えを伝えているだけで、それを信頼されてもなぁ……と思うからです。それは僕のメディアの露出が増えたことに加えて、単にほかの大人の信頼度が下がりすぎているからではないかと。
 
信頼できる「と、思われる」インフルエンサーなんかに頼っていないで、「なんで?」「どうして?」と自分のアタマで疑問を抱き、自分の力で情報をとりにいく癖をつけたほうがいいと思うのです。
 
・今の時代、たいていのことは独学で学ぶことができます。そのための血肉として、ひとつが、物事について調べる「検索力」もうひとつが「読解力」が必要です。バカには独学は無理です。バカな人は、学校へ行くことです。もともと能力の低い人が、もともと能力が高い人に独学で追いつくことは不可能です。
 
社会で生きていくために必要なのは、なんらかの目的に対し、「今自分には何が必要で、そのためには何をすればいいのか?」を自力で思考して行動できる力です。残酷な現実を言うと、思考のプロセスをもっていない人は、社会に出ても「人に使われる仕事」にしか就くことができません。クソどうでもいい仕事」をやりたくなければ、自分のアタマで思考する能力は必須なのです。そして、その思考のプロセス、つまりアタマの使い方こそ、学校で学んでおくべきことなのです。
 
実際、社会でそれなりのステータスで働いている人の多くが、大卒です大学を中退して成功を収めた人を人生のお手本にするのは、あまりにもリスクが高すぎます。大卒の平均生涯年収は約2億8000万円高卒は約2億4000万円。言い換えれば、大学に行くだけで、将来4000万円も得をする、ということになります。学歴不要、人生を一発逆転させるための投資術」なんていうインフルエンサーのウソを見抜けなければ、単なるカモになるだけです。少なくも大卒という社会を生きていくうえで明らかに得になる肩書を手に入れることができます。まずは学校でしっかりと最低限の学力である検索力や読解力を身につけてください。
 
独学の最大のメリット、それは「コスパがいい」ということです。独学なら、お金も時間もかけることなく、今すぐにでも自分が学びたいことを学ぶことができます。大学で学ぶことも独学もできるとなると、僕が大学に学費を払っていたのは、「大卒の資格を買うため」だったと言っても過言ではない状態なわけです。
 
最短ルートは人に教えてもらい、それを真似すること。お金があるなら、独学で受験に臨むよりも、塾なり予備校なりで学んだほうが時間効率は圧倒的にいいということになります
 
目的がはっきりしていない人ほど、「とりあえず全部を知ろう」と考える傾向があります。
 
・実社会はそもそも正解のないことだらけです。
 
僕が「わりと優秀だな」と思う人。それは「やったことのないこと」「答えのわからないこと」に対して、それを実践させるための方法論を持っているタイプの人です。
 
・自分で答えが出せないものは、いくら長い時間悩んでいても1ミリも状況は動きません。それであれば1秒でも早く、経験のありそうな人に教えを請うたほうがいい
 
やり続ける人は、今やっていることをやり続けるし、やらない人は、そもそも単にやらないという状態を続けているだけのことなのです。僕に言わせれば「仕事にモチベーションがもてない」なんていうのは、至極当然のことです。
 
・僕が仕事の選び方としてオススメするのは、仕事との距離のとり方として「やりたい」というより「やっていても苦じゃないな」くらいの距離感でできる仕事がちょうどいいと思うのです。「仕事が生きがい」なんていう人は、効率よく力を抜くことができなくて、どこまでもやりがい搾取されかねない。「仕事は仕事」と割り切って、あくまで稼ぐための手段と思っているくらいのほうが、実はいい働き方ができるのではないかと僕は思うのです。
 
もともと「やる気」なんてものはありません。「それをやりたいと思わない自分がいる」という事実を、ちゃんと正面から受け入れるしかありせん。
 
悩んでいるヒマがあったら、行動すること。そして少しずつでもいいから全身すること。一日の小さな一歩でも100日間続けていればそれなりの距離まで到達できますし、コツをつかめば歩幅も広くなってくるのでさらに距離を稼げるようになるものです。
 
・ストレスがたまってくるときは、考えることをやめるのが一番です。思考をいったん断ち切ってしまうのが一番です。手軽で即効性があるのは、1分くらい息をとめること。むちゃくちゃ苦しくなって、悩んでいることなんてできない状態になります。
 
・極端な事例ですが、乙武洋匡さんが、手も足もいくらでもどうぞ!』と答えたら、指一本くらいで失敗にならない。これはもう最強です。
 
何もやらないよりは、何かをやり続けたほうがいい。独学に限らず、エロ小説を書くのが好きだとか、映画をひたすら見るのが好きだとか、なんでもいいからやり続けたほうがいいのです。何かをやっていると、結果として、どこかで何かにつながる場合もあります。でも、何もやってない人は、何年たっても何もやっていない人のままです。
 
・自分の感情やプレゼン内容に込めた思いとかは、資料の場合は、どうでもいいです。伝えるべきことを箇条書きにしてまとめたほうが、相手にきちんと伝わりますし、相手からも賢いと思われます。大事なは要領のよさ。プレゼンが上手な人、営業成績がすごくいい人の資料の構成を丸パクリしてしまえばいいのです。
 
自分が二番煎じだろうと三番煎じだろうと、受け取り手にとって初めて見たならが、それが一番になります。しかも、二番煎じ、三番煎じのほうが、オリジナルのものに改良を加えられるというメリットもあったりします。
 
・繰り返しになりますが、アタマの悪い人は他人からパクられることを嫌がります。そして、自分のオリジナリティにムダにこだわります。なぜなら、アタマの悪い人は、プライドが高い傾向があるからです。
 
世の中でいわれている「優秀な人」というのは、ググればわかうようなことを言っているだけの人が多いです。誰でもできることをちょっと要領よくやれるだけ。
 
才能がないということと、仕事ができる人間になるかどうかは、まったく別の話。
 
本当にアタマがいい人にあるのは「ほかの人の気づかないものを見つけられる能力」で、僕にあるのは、「アタマがいい人が見つけたものを使う能力」でしかありません。
 
世間で言われている法則と実態はかなり違う、ということも押さえておいたほうがいいと思います。
 
・独学するうえでも、状況の変化や世の中の動向をきちんと押さえておいて、何を真似するべきかを考えたほうがいいと思うのです。
 
「ギャンブルはアタマの悪い人が払う罰金」「宝くじは愚者の税金」
 
優秀な人が、必ずしもわかりやすく説明できるわけではない。むしろ、優秀だからこそわかりにくい説明になってしまうこともあるのです。
 
・言うまでもなく、実際に行動してみないことには結果につながりません。ところが「取り敢えずまず動いてみる」「やってみる」ということが、なかなかできない人が世の中には大勢います。ひとりでじーっと思い悩んでいては、何事も始まりません。まずは喋ってみる。つまり行動することが大事です。空振りを恐れてベンチに座っている人に、ホームランなんて打てるわけがありません。
 
・この世の中には、努力してできることと、できないことがあります
 
・独学は、無理をしないで続けられること、途中で息切れしないで継続するためにいちばんいい方法を見つけることが重要だと思います。
 
・社会的に大成功している人のモチベーションは、僕は、本音のところでは、やっぱり好奇心だと思います。一定以上のお金を稼いでしまうと「もう使い切れない」ということがわかって、お金だけでモチベーションを保つことはできなくなります
 
「ちょっと変わっている人は感電したことのある率が高い」というのが体感としてあるようです。アタマのネジがちょっと違う感じの人というのは「やってはいけないよ」とか「こんなふうになって危ないよ」と言われると、どうしても自分で経験してみたくなってしまうのですね。
 
世の中のツイートの多くは「素人が間違ったことを言っているもの」と思ったほうがいいのです。「どこの誰が発信しているのか」で、それぞれのソースの信頼性について個別に判断することが大事だと思います。
 
・別にメールを3分で返せなくてもいい。それよりも、きちんとゴールできることのほうが大事。メールの即レスなんていりません。
 
・仕事が好きで仕方がないなら全然いいのですが、お金を稼ぐのがしんどくなってきたときに、死ぬまでに必要なお金の総額を見積もって、そこから逆算すれば、「あと何年くらい働けばいいよね」というのが見えてきます。この予測ができるようになると、わりに前向きに頑張れるようになったりするのですね。
 
記憶力が悪いのなら、悪いという前提で対策を考えればいいだけの話だと思います。
 
・自分の人生でリアルに起こったことの記憶というのは忘れにくいものです。(エピソード記憶
 
・集中力が高い人は効率よく学べますから、独学するうえでもなかなか重要な能力だといえます。Amazonジェフ・ベゾスさんは、集中力が高すぎて、いったん考えごとを初めてしまうと、たとえ次の会議があっても動かなくなります。ひたすら椅子に座ったまま考え続けるそうです。
 
・僕は注意力が散漫になりやすいので、いろいろと気をつけるようにしていることがあります。ますは2つ以上のことをいっぺんにやらない。何かをしている間は、それ以外のことは意識的に目に入れないようにしています。
 
「一日6時間は勉強しなくちゃいけないから、眠くても頑張る」などどいう努力は本当に無意味です。
 
・令和といいうのは、すでに「椅子取りゲーム」の時代になっています。空いている席が少ないので、みんなと同じことをやっていると、それだけでどんどん、損をしてしまう世の中になっているのですね。
 
 
「本当の天才 魔術師 ラマヌジャン」「武井壮の戦略的な手段」「バナナの叩き売りのたとえ話」など。

 

なーるほど。武井壮ってすごいねー!ちょっと調べてみよ。独学してみよ。オススメです!(・∀・)