お財布に2万円くらい入っていても、いつのまにか「ありゃっ?」となくなっていること、あるよね。なんでお金がなくなるんだろう!?(笑)
さてこの本。「不況でも金融危機でも表参道や銀座で盛大に買い物をするお金持ちたち。彼らのお金はいったいどこからやってくるのか?一生懸命働いてもお金が増えない庶民の素朴な疑問を、野村総合研究所のコンサルタントがとことん分析。知られざる苦労や資産の本質について知ることで、お金持ちについてのイメージはガラリと変わる。これまでの「お金持ち本」にはない、地味で堅実、ときどき贅沢なお金持ちの素顔を統計とインタビューで丸裸にする一冊」そのエッセンスを紹介しよう。
・テレビや雑誌で紹介されるお金持ちはたくさんのお金を使っているので、やがてお金がなくなりそうな気がします。ところが、世の中のお金持ちの大半は大きな家に住み、美味しいものを食べ、高い服を買っているにもかかわらず、お金がなくなっている様子はありません。そこにはいったい、どんなからくりがあるのでしょうか。
・本書の、他の「お金持ち本」にはない3つの特徴
1 多種多様なお金持ちをカバーしている
2 お金持ちへのインタビューや私の体験談に留まらず、可能な限り定量的、構造的のお金持ちの心理や行動を分析するように心がけた
3 「どうしたらお金持ちになれるか」について一切書かれていない
・本質的なポイント
1 充分な元手ばある
2 リスクを取る勇気がある
3 お金以外の「無形の財産」を築く
4 贅沢に見えても「活きたお金」の使い方をする
5 「負のレバレッジ」を避ける
6 ピンチをチャンスととらえる
7 信頼や堅実さを大切にする
・「親友との関係でいちばん大切なのは、相手が本当に困っているときに何をしてあげられるかです。相手のために自分がでいきることをとことん考えるでしょう。ビジネスもそれと同じ。損得だけで相手を利用するような人とは一切付き合うべきではありません」
・お金持ちにとって「甘い誘惑」とは、財産に余裕があることで生まれる気持ちの隙、つまりお金持ち自身のなかに潜んでいるのかもしれません。
・お金持ちになるパターン
1 最初からのお金持ち
2 コツコツお金持ち
3 突然のお金持ち
・お金持ちが必要とされる理由
1 お金があることは個人の幸福の実感につながる
2 お金持ちは人々に夢や希望を与え、世の中を牽引する
3 お金持ちの寄付や慈善活動によって、お金が回りにくい分野を支援できる
なーるほど。具体的な事例がリアルだなあ。少しでも近づきたいなー!オススメです。(・∀・)